資格取得を目指している皆様に
リストラ本格時代を迎え、世は空前の資格取得ブームである。
資格を目指す人は、学生、OLといった若い世代から働きざかりのビジネスマン、定年間際の人たちまでさまざまである。
日曜日の新聞には、毎週のように資格取得の広告が掲載され、求人欄のスペースをしのぐ勢いである。
中小企業診断士に税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、簿記、語学関係、海外資格のCPA等挙げれば切りがなく、
日曜日の広告面の10分の1は資格取得関係の記事で占められているほどである。
街の書店では、資格コーナーが新設され資格取得のための資格情報誌やノウハウ本が所狭しと並べられている。
そのため、資格の学校はどこも大流行である。
一体、この異常な資格取得のブームはどこから来ているのだろうか。
この空前の資格取得ブームの背景には、慢性的なデフレ不況や企業の中高年へのリストラ攻勢があり、それに対して被雇用者側が、転職や就職の切り札として資格に期待していることもある。
また、資格取得をあおるマスコミの過剰な記事やそれに対する資格取得を目指す人々の過剰な反応もあるだろう。
実際は、純粋に自己啓発の意味で資格取得を目指している人もいるだろう。
しかし、ちょっと考えてもらいたい。
「果たして、資格とはそんなに万能なものなのか」
「資格があれば、バラ色の人生が開けるのか」
「資格があれば、簡単に独立・開業できるのか」
「資格があれば開業しても即収入が上げられるのか」
「資格があれば、会社での評価が本当に上がるのか」
「資格があれば就職、転職に有利なのか」
等々の疑問である。
私はこのような疑問を常々感じていた。
資格はけっして万能ではなく、一つ取り組み方を間違えれば、資格取得を目指すことには大きな危険性があることにも気がついた。気がつくまでにかなり時間がかかったが……。
このサイトは、巷によくある資格取得のためのノウハウ本や独立開業のためのサイトではない。
資格について、取得のノウハウについて書かれた本やサイトは多数あるが、資格取得の実態を説き明かすものは今までなかったように思う。
皆さんが、資格取得前と資格取得後のギャップを感じないように、世の資格取得を目指す人たちに一石を投じる気になったからである。
現在、資格取得を目指そうとしている人は、資格取得に大きな夢と希望を描いているに違いない。
私は、それに水を差すつもりは毛頭ない。
「自分は他人とは違う。資格を取得した際には独立・開業して成功して、年収数千万円を稼ぎたい」
という人もいることと思う。確かにそれも間違いではないと思う。
しかし、高収入を得るためには、世間でもステータスの高い資格を取得しなければならない。
そのための苦労は尋常ではない。
また、「会社」における「資格」の位置付けやビジネスマンと「資格」の関係も私の知る範囲で言及してみようと思う。
さらに、資格は、一部の成功者の陰で何倍、何十倍の人が憂き目を見てきた事実もある。
資格を取った後のバラ色の人生を描く前に、取得前、あるいは取得中だからこそ、冷静に考えてみることも必要なのである。
資格を取得することだけを考えて冷静さを失い、資格取得だけをあたかも人生の目的と考えることは愚かなことである。
あなたにとって、「資格」がどういう意味を持つか、果たして将来自分にとって役に立つのか、このことを冷静に判断してもらいたい。
資格なんか取らなくていい! と、言ってるのではない。
皆さんが苦労をして資格を取得した後、途方にくれないように、今までと違って一歩引いて客観的に「資格」というものを考えていただけたら幸いである。
あなたは本当に資格を取得する意味を理解しているのだろうか?
その後の歩む道がきちんと見えているのだろうか?
その資格の通じる職種、業界を熟知している、とまではいかなくとも、
その仕事、業界の将来性、給与体系、勤務時間があなたにとってのやりがいのある仕事なのか?
求めているワークスタイルなのか? ライフスタイルなのか?
このようなことが分かって方が多いような気がする。
あなたがそうだというつもりはないが、再確認するつもりで当サイトを利用してみてはどうだろうか?
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