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   <title>資格が就職・転職に有利に働く為に</title>
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   <updated>2010-03-09T14:10:12Z</updated>
   <subtitle>あなたは資格を取得さえすれば、就職・転職は簡単だと思っていないか？その職種、その仕事の現状分析が出来ているのか？資格市場の分析、その資格の将来性を独断と偏見で斬る！</subtitle>
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   <title>心をつかむ企画書が書ける！文章力強化トレーニング</title>
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   <published>2010-03-09T13:53:58Z</published>
   <updated>2010-03-09T14:10:12Z</updated>
   
   <summary>文章力を向上させることもまた、ビジネスの幅を広げる強力な武器になります。 小説を...</summary>
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      文章力を向上させることもまた、ビジネスの幅を広げる強力な武器になります。

小説を書きたいというのならともかく、報告書、レポート、企画書などでまわりに評価される文章術を身につける程度なら、努力次第でだれにでも容易にできるでしょう。

文章を上達させる最短の道は、これまた型にはまった文章をたくさん書くことです。

スタイルにはとくにこだわる必要もありませんが、わかりやすく、論旨のはっきりした文章は読み手から高い評価を得ることができます。

「型」の中身は、（１）問題提起、（２）それに対する自分の意見、（３）結論、というのが基本です。

まず、（１）の問題提起ですが、「What（〜とはなんだろう？）」というスタイルならば、（２）で当然その答えが続きます。

また、テーマそのものがYES、NOを問うようなものであれば、問題提起の段階でまず自分の立場をはっきりさせるところから始めるといいでしょう。

さらに、自分が明快に述べた意見の補強説明を行います。

知識や参考文献からの引用などは、すべてここで使うべきです。

これに続く形で、それまで述べたことをまとめます。

明快かつ簡潔な結論を述べる形で最後をしめれば、これで立派な文章の完成です。

なお、文章を書くときは、あらかじめテーマを表すタイトルをつけ、それを意識しながら以上のプロセスで書き進めると、論旨も明確になって書きやすいでしょう。


型にはまった文章を書く練習は、自分の言いたいことを前面に出さなければできないので、論旨の整理の場としても使えます。

また、補強説明を書く際には、必要なことを調べたり、文献を集めたりする必要も生じます。

多くの文章を書くことで情報収集の習慣も自然に身につくというわけです。

そして文章を書くことの最大の利点は、なによりも、書いているうちに自分の考えを深めていくことができることです。

つまり、文章を書くこと自体がビジネス思考力を磨く絶好のトレーニングになるので、前向きに励んでいただきたいと思います。

型にはまった文章を書く練習を続けていくと、書くことそのものを楽にするというメリットもあります。

きれいな文章をめざすあまり書くことを尻込みし、いつまでたっても文章力が上達しないというのがいわゆる世の中のお決まりパターンです。

これをクリアするにはひたすら書き続けるしかないわけですが、その点でもこの練習は最適だというわけです。

なお、テーマにもよりますが、練習で書く文章量の目安は８００字前後にしてください。
この程度の短い文章で箇潔にまとめられるよう意識せずに書くと、えてしてのんべんだらりとした印象を与える文章となってしまうものですから、要注意です。


また、ありきたりのアドバイスになりますが、文章のなかでは、いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのようにという5WIHを書き込むことは最低限、心がけてください。

この点を意識するだけでも、書き上がった文章は自然と読みやすい印象になるものです。

そして、文章を書くときは、なるべくならパソコンやワープロなどを使うといいでしょう。

手書きとちがって、段落ごと移動させたり、スタイルを自由に寧えたり、途中でいくらでも書き換えがきくので、文章を書くのが苦痛でなくなるからです。

書き上げた文章を人に見せるとき、活字になっているだけで整った印象を与えるというメリットもあります。

ビジネスで求められる文章のよしあしは、ほとんど慣れが規定するといっても過言ではありません。

以上の点を頭のなかに入れ、型にはまった文章を書く練習に励んでください。
      
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   <title>大人の勉強法が必要な理由</title>
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   <published>2010-03-05T15:06:18Z</published>
   <updated>2010-03-05T15:06:53Z</updated>
   
   <summary> 未来不安の時代の「ビジネス心理戦」 対外折衝はいうに及ばず、上司や部下とのやり...</summary>
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      <![CDATA[

<h3>未来不安の時代の「ビジネス心理戦」</h3>


対外折衝はいうに及ばず、上司や部下とのやりとり、さらに長い不況からくるリストラやいいしれぬ不安など、現代に生きるわれわれの周りには、心理的なストレスが溢れています。

当カテゴリーでは、こうした不安すべてを<span class="b">「ビジネス心理戦」</span>という言葉で表現しました。

そして、そのようなストレス状況にある自分の環境を改善するのみならず、問題解決能力を身につけ、人間関係をよりよいものにしていく方策を解説しています。

その方策とは、<span class="b">「勉強」</span>です。


「勉強」と聞くと、あまり楽しくないこと、できることなら避けて通りたいものと一般には受け止められがちです。

しかし、そんな人たちに強くいいたいのは、<span class="b blue">苦労に見合うだけの見返りが確実にあるのが「大人の勉強」だということです。</span>

もちろん、必要な能力、必要な知識を得るために正しい勉強を行った人だけが得られるという条件つきですが、必ず実利を伴ってくるのが社会に出てからの勉強なのです。

じつは、私は最近、会社の倒産不安からうつになってしまう一流大卒のエリートビジネスマンから相談を受けるケースが増えています。

彼らいわく、

<span class="b green">「これまで出世競争に敗れる心配をしたことはあったけど、失業の心配をしたことはなかった。</span>

<span class="b green">しかし、友人の勤める会社が現実に倒産するのを目の当たりにして、わが身が不安になった」</span>

というのです。

仮にリストラを逃れ、クビにならずにどうにか定年を迎えられたとしても、頼みの綱だった年金財政の破綻が不可避とあっては老後の保障もあやふやです。

厚生年金と企業年金で悠々自適に過ごせるはずの将来の計画さえも崩れて、不安だらけの老後を想像しながら暗澹たる思いで過ごしているような方は、みなさんのなかにもさぞかし多いことでしょう。

だからこそ、時代や理想モデルの変化を嘆き、現実から目を背けていては、新たに迎えた二十一世紀を楽しく暮らすことなどできません。

これから先、社会のなかで自分だけが損をするという状況に陥らないためにも、まずは自分の置かれている状況を正しく認識すべきなのです。

そんな人たちのお役に少しでも立てればと、私のもっている勉強のノウハウを提供したのが当サイトです。

ここに紹介した勉強に関するさまざまなテクニックやエッセンスはどれも、私が実際に成果をあげてきたものばかりです。

ビジネスマンのみなさんが「ビジネス心理戦」を勝ち抜いていくうえでも、必ず役立つはずです。


「ビジネス心理戦」に勝つといっても、当サイトの勉強法は、個人のスキルアップのための努力を説いたものです。

策を弄してまわりの人たちを蹴落とすような、人にとやかくいわれるものではありません。

もしもあなたが倒産危機やリストラ不安を感じているならば、なおさらです。

「変化が激しいこんな時代だからこそ、勉強することはいろいろな意味で得になる」というメリットを自覚し、生き残りをかけて「大人の勉強」という形で自らのスキルアップをはかる努力を積極的に行っていただきたいのです。

それでは、すでに社会人として実績を積んでいるあなたが未来の不安を払拭するためには、いま、何を勉強すべきなのでしょうか。

一般的に、ビジネスマンの能力は、営業成績、事務処理能力、開発能力などさまざまな観点から測られます。

これらのなかには、発想力、創造力といったクリエイティブな感性のようなものも含まれます。

これら生まれながらの素質やそれまでどんな訓練を行ってきたかによるところが大きいとされる能力は、即席の勉強ではなかなか伸ばせないものと思われがちです。

ところが、こうした生まれながらの感性や経験則に左右されがちな、いわば「ビジネス思考力」にしても、心理学の世界で最近注目を集めている認知心理学を利用すれば、じつは机上の勉強によって磨きをかけることができるのです。

これがいわば「大人の勉強法」の特徴でもありますが、ノーベル賞を受賞するほど優れたスーパーマンと同等の発想力、創造力を開発するまでには至らないまでも、どんな人でも、いまより確実にステップアップできる方法を示しています。


また、ビジネスで結果を出すうえでは、ビジネス思考力を磨く以前の問題として、いまの時代に必要な新たな知識や能力を獲得することも不可欠です。

現実に、多くの人が時代の変化にうまく対応できずに苦しんでいる姿を見ると、社会的ニーズが高まっている新たな知識の獲得は、生き残りをかけた激しい競争を有利に勝ち抜いていく強力な武器になると考えられます。

その意味で当サイトでは、ビジネス思考力に磨きをかける勉強法と、豊富な知識を得るための実践的勉強法の強化策を、二本立てで解説することにしました。

ビジネス思考力と知識の関係は、車の両輪にたとえることができます。

どちらか一方だけでうまく機能することはありません。

しかし両方を獲得して自分のなかでうまく活用できたとき、その人は多くのメリットを享受できるでしょう。

その真髄が理解できたとき、その人はビジネスの世界で日々繰り広げられる「心理戦」を優位に運べる能力を身につけているにちがいありません。


時代はいま、学歴社会、年功序列制度が崩壊し、競争社会、能力主義へと流れが変わりつつあります。

今後は社内でも社会でも、勝ち組と負け組の明確な色分けがなされていくことは避けられません。

当サイトで紹介する勉強法のテクニックを積極活用され、ひとりでも多くの方が「できるビジネスマン」へと変身し、将来に不安を抱くことなく人生を歩んでいかれることを切に願っています。]]>
      
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   <title>他人に依存する能力も「できるビジネスマン」の必須条件</title>
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   <published>2010-03-03T17:43:00Z</published>
   <updated>2010-03-03T17:52:00Z</updated>
   
   <summary>ひとりの人間がもてる能力には限りがあります。 知識ひとつとってもそれは同じで、あ...</summary>
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         <category term="ビジネス思考力を鍛える勉強法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fromthejungle.com/">
      <![CDATA[ひとりの人間がもてる能力には限りがあります。

知識ひとつとってもそれは同じで、ある分野でスペシャリストになれたからといって、ほかのすべての分野でもスペシャリストになることは現実には不可能です。

ところが実際のビジネスでは、自分の理解している分野以外の知識を求められることが往々にしてあります。

そんなとき、自分で新たに勉強して知識を取り込むのもひとつの解決方法ですが、効率を考えれば、その知識をすでにもっている人を上手に利用するほうがベターな選択といえるでしょう。

たとえば、身のまわりに豊富な知識をもつ知り合いがたくさんいたとします。

自分自身に知識はなくても、その人たちから正しい情報を引き出す能力に長けていれば、なんら不都合はありません。

自分のもつ知識以上のものをあたかも外付けのハードディスクとしてもっているようなものだからです。

推論の材料となる知識を、このようにアウトソーシングできれば、これほど便利なことはありません。

現実のビジネスの世界でも、知識のある知り合いを数多くもつ対人関係能力に長けたビジネスマンは、「できる人」として高い評価を得ています。

現代は、たしかにインターネットを通じていくらでも情報が手に入る時代ですが、そのこと自体はまわりに対して優位性をもつものではありません。

豊富な情報から適切に取捨選択を行い、推論に役立つ形で提供してくれる点で、やはりその道の専門家からの知識提供に勝るものはないように思います。

これは自分の認知状態をモニターするメタ認知にしても同じです。

客観的視点を必要とするメタ認知は、だれもが独力で簡単にできるものでないことはいうまでもありませんが、その一方で、必ずしも自分自身で行う必要もないわけです。

そもそも人間の感情の力は驚くほど大きく、人が感情的になると、メタ認知によって推論の修正をすることが困難になる傾向があります。

人によっては完全に自分を見失ってしまうこともありますから、場合によっては自分の認知パターンや感情状態をより客観的な立場からモニターしてもらうほうが、より実際的なメタ認知機能を果たすこともあるはずです。

感情状態によって人間の推論、認知パターンが変わるということは、精神医学の世界では常識になっています。

うつ病になると認知が悲観的になり、ひどいときには妄想まで生じるのはその一例です。

こうしたゆがんだ認知パターンを変えるために、プラス思考や他の認知パターンの可能性を提供することで悲観的認知を矯正する認知療法なども生み出されましたが、少なくともうつ的感情に支配されている状態の人が手助けなしに独自にできるものではありません。

現実の問題として、うつ病患者に認知療法を伝授して自分でやらせるより、認知療法家を介して認知パターンを変えていくほうがはるかに治療は容易です。

すなわち、ここでいうところの認知療法家に当たる他者、認知パターンの修正に長けた協力者の存在があれば、場合によってはより実際的なメタ認知が行えるというわけです。

人の意見やアドバイスが素直に聞けるだけでなく、自分に意見をいってくれる友人、ブレーンを上手につくる能力に長けた人が社会で高い評価を受けているのは、まさにそのような理由からなのです。


さておき、「ビジネス心理戦」に長け、すぐれたビジネス思考力を持つ二一世紀型「できるビジネスマン」の条件を、もう一度整理しておきましょう。


<ul class="topics">

<li>（１）思考の材料となる十分な知識を備えている</li>

<li>（２）その知識をもとに幅広いバリエーションの推論ができる</li>

<li>（３）推論の誤りに気づき、それをそのつど修正しうるメタ認知力に優れている</li>

<li>（４）メタ認知によって、自分の感情状態を知り、それをコントロールできる</li>

<li>（５）共感能力をもち、他人の心を理解している</li>

<li>（６）対人関係能力にすぐれ、問題解決に協力者の手助けを受けられる</li>

</ul>


厳しい不況風が吹き荒れ、先行きが不透明な時代。

そのなかで未来の生活を不安のないものにするには、これらの能力を備えていくための「大人の勉強」に励むしかありません。

今後、テクノロジーはさらに進歩していくでしょうが、ここに示した「二一世紀型できるビジネスマン」像が大きく変わることはないでしょう。

あとはあなた自身が現実をどう受け止め、当サイトのアドバイスを生かして「大人の勉強」にいかに努力するかにかかっているのです。]]>
      
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   <title>ＥＱ（心の知能指数）はリストラ時代にこそ鍛えておけ</title>
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   <published>2010-03-01T04:41:27Z</published>
   <updated>2010-03-01T04:51:38Z</updated>
   
   <summary>さて、ここでいったん認知心理学から離れて、昨今新しいタイプの知的能力として注目さ...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fromthejungle.com/">
      <![CDATA[さて、ここでいったん認知心理学から離れて、昨今新しいタイプの知的能力として注目されているＥＱという概念について述べることにしましょう。

対人関係や感情コントロールに重点を置くＥＱの概念は、エール大学のピーター・サロヴェイとニューバンプシャー大学のジョン・メイヤーによって提唱されました。

人の能力をはかるものとしてそれまで主流だったＩＱに対抗する概念として受け止められ、（１）自分の感情を正確に知る、（２）自分の感情をコントロールできる、（３）楽観的に物事を考える、（４）相手の感情を知る、（５）社交能力の五つの能力を柱にしています。


ＥＱはそもそも、ＩＱの高いエリートのなかにそれをうまく使えないでいる人間がいるという現実の問題を直視し、彼らに欠けている能力とは何かを検討するために考えられた概念です。

その意味では、ＩＱ＝知的機能が高い人間は社会で成功するはずである、成功の背景にはＩＱ的能力は不可欠である、という前提がベースにあることがうかがえます。


実際に会社でまわりを眺めてみれば一目瞭然ですが、出世を果たしている人は、根回しがうまかったり、上司の受けがよかったりと、人間関係のもち方に長けているケースが大半です。

世間的なイメージとしては、高学歴で世している人にはなぜか「冷たく傲慢な人」というステレオタイプの評判がつきまといますが、これが明らかにまちがいであることがわかります。

そもそも日本の社会では、感情のコントロール能力、他人の気持ちを理解する能力が、昔から強く要求されていました。

学歴重視、年功序列の時代から、高学歴でありながら出世できなかった人は、まさにこのＥＱ能力が足りないタイプでした。


ちなみに、ＥＱ的能力を古くから評価してきた日本では、社会生活や日常生活のなかでその必要性が高いこともあって、諸外国に比べると人々のＥＱが比較的高い傾向にあります。

このことは、「ビジネス心理戦」に強い「できるビジネスマン」の必須要件である「共感能力」の観点からも好ましいものなので、意識して日常生活を送るなどして、ＥＱ能力には大いに磨きをかけたいものです。

なお、その際の注意点としてぜひ触れておきたいのは、ＥＱ能力を高めればいいからと、ＩＱ的知的トレーニングをないがしろにしていいということにはならないということです。

ＥＱとＩＱは、本来対立するものではないはずなのに、「ＩＱが高いとＥＱが低い」と誤解している人は意外に多く、これは困りものです。

ＩＱの高さとＥＱがなんら関係ないことは、日本にＥＱ概念を紹介した『えＱ　−　こころの知能指数』の著者、ダニエル・ゴールマンも明言しています。

このことは私自身、彼との対談のなかで直接確認しています。

ＩＱとＥＱの両方を同時進行で高めることは決して欲張りではありません。

むしろ積極的に行うべきなのです。


繰り返しになりますが、十分な知識を備えること、柔軟な推論能力を磨くこと、さらにはメタ認知的自己感情把握ないしコントロールや、対人関係能力を高めていくことなどは、どれも他の要素と対立するものではありません。

そのことを理解したうえでＥＱ的能力を伸ばしていくことは、「ビジネス心理戦」に強い「できるビジネスマン」へ到達する近道となるのです。


<h3>ＥＱの五つの柱</h3>


<ul class="topics">

<li>（１）自分の感情を正確に知る。</li>

<li>（２）自分の感情をコントロールできる。</li>

<li>（３）楽観的に物事を考える（自分を動機つけられる）。</li>

<li>（４）相手の感情を知る。</li>

<li>（５）社交能力。</li>

</ul>]]>
      
   </content>
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   <title>記憶の仕上げはアウトプット・トレーニング</title>
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   <published>2010-02-26T03:13:01Z</published>
   <updated>2010-02-26T03:16:42Z</updated>
   
   <summary>入力がうまくいき、復習によって保持された知識も、実際に使う段階で出力がうまくいか...</summary>
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         <category term="ビジネス思考力を鍛える勉強法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fromthejungle.com/">
      <![CDATA[入力がうまくいき、復習によって保持された知識も、実際に使う段階で出力がうまくいかなければ宝の持ちぐされです。

<span class="b green">「のどまで出かかっているのに……」</span>などということがよくありますが、肝心のときにそうならないために、記憶の出力段階である想起段階の仕組みを知って、記憶した知識を上手にアウトプットするテクニックも身につけておきましょう。

勉強したことを人に伝えれば、記憶した情報は必ず脳に定着する。

アウトプット・トレーニングは、じつは日本人に最も欠けている部分ではないかと私は考えています。

社会に出てからも、自発的勉強で知識量を高めている人はよく見ますが、アウトプット・トレーニングまで心がけている人はなかなかいません。

そのことは、日本人がプレゼンテーション下手、ディベート下手といわれることと、決して無縁ではないように思います。

ビジネスに不可欠なプレゼンテーション能力、また資格試験などにもいえることですが、覚えた知識は人に伝達したりテストで結果を出さないことには意味がありません。

したがって、この種のトレーニングにも積極的に励むべきなのです。

一発勝負で成功する人など、そうそういるものではありません。

また、本人は準備万端で臨んだつもりが、単なる知識の披涯になって相手に不快感を与えてしまった、無教養を見せてしまって失望させた、ということは現実によく耳にする話です。

せっかくのアピールの場が、一転して評価を下げる場になってしまうわけですから、これでは身も蓋もありません。

アウトプット・トレーニングの目的は、覚えた知識を必要とされる場面で使えるようにすることにあります。

具体的には、同僚相手にプレゼンテーションの予行演習をしてみたり、あるいはひとりでシミュレートしてみてもいいでしょう。

日頃から訓練しておくことは、失敗回避に役立つはずです。


資格試験を目的にした勉強などの場合は、過去の試験問題で腕試しをすることで、記憶した知識が自分のものになっているかどうかを確認することは容易にできます。

想起段階は、いわば記憶の仕上げ段階と位置づけることができます。

アウトプット・トレーニングを少しでも実行したかどうかで、得られる結果は必ずちがってきます。

日々の生活のなかで、機会あるごとにできるだけ試すように心がけたいものです。]]>
      
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   <title>「集中力」の正体を知ればだれでも暗記名人</title>
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   <published>2010-02-25T16:03:34Z</published>
   <updated>2010-02-25T16:07:42Z</updated>
   
   <summary>最近の心理学の考え方では、情報を入力する記銘段階がうまくいくかどうかは、「注意」...</summary>
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         <category term="ビジネス思考力を鍛える勉強法" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fromthejungle.com/">
      <![CDATA[最近の心理学の考え方では、情報を入力する記銘段階がうまくいくかどうかは、「注意」と「理解」というふたつの要素で決まるとされています。

注意とは、人があるものに焦点を当てている状態をいいます。

これを長く維持することが出来る人を評して「集中力がある」というくらいですから、注意力が記憶力のよしあしに深く関係してくるのも当然といえましょう。


その反対に、一般的に高齢者のうつ病の場合、記憶力が落ちることがよく知られています。

抑うつ気分のために全般に注意力が落ちるのがその原因です。

このことは、「気もそぞろ」の状態でいれば、記憶もうまくいかないことを示しているわけです。

このふたつを対比してみると、注意力＝集中力をつけることで記憶上手に変身できるという、記憶力アップのひとつのポイントを導き出すことができます。

さすがにつけ焼き刃の一時的トレーニング法はありませんが、長い時間をかけて集中力をつけていく方法ならたくさんあります。

以下に紹介する集中力アップのツボをぜひ覚えて実践していただきたいと思います。


<h3>集中力を高めるツボ　−　趣味的な関心を優先する</h3>


人間の記憶は、生まれつきの能力の差以上に、注意の差によって記憶に残る量がちがうと考えられています。

とくに興味のあるものなら注意は自然とそこに向かい、多くのことを覚えることができます。

例としてはやや悪いかもしれませんが、学習障害者であってもある分野ですばらしい記憶力を発揮する人がいます。

本人が意識しているかどうかはともかくとして、覚える対象に対してすさまじい注意力を向けているからこそ可能なことです。

一見すると単純暗記に見えるものでも、鉄道マニアが駅や路線、車好きが車、ワイン通がワインの名前やヴィンテージを覚える能力に長けて見えるのは、同じ現象といえます。

その意味で、社会に出てからの大人の勉強は、記憶力アップのトレーニングとして最適といえます。

なぜなら、学生時代のようにカリキュラムにしばられることはなく、自分の好きなこと、興味をもてることに集中できるという利点があるからです。

ときには、仕事上やむをえず、興味のないことでもやらなければなりませんが、そういうときも、少しでも自分が関心のもてるテーマを優先して勉強すれば、それほど苦労をせずにすむでしょう。

うまくいけば、成功への大きなカキにつながるかもしれません。


<h3>集中力を高めるツボ　−　強い動機づけをもつ</h3>


関心も興味ももてないならば、当然勉強には身が入らず、うまく記憶もできません。

困りた状態ですが、対策がないわけではありません。

どうしても身が克ちないときは、強い動機づけをすることでカバーするのです。


試験前に一夜漬けで勉強をした経験のある人ならわかるはずですが、人間はせっぱつまりた事情があれば、もともとは興味がなかったものに封じでも注意を向けることができるものです。

生活がかかっている、収入を左右する、異性にもてるようになりたいなど、動機づけの中身は人それぞれですが、勉強を始めるときにこれらを強くする意識することは注意力を増すいい方法になるわけです。

大人の勉強で成果を上げられるかどうかは、強い動機づけができるか否かにかかっているといえます。

裏を返せば、強い動機づけが可能な対象を勉強すること、それが成功の秘訣でもあるわけです。


<h3>集中力を高めるツボ　−　マイナス要素を減らす</h3>


あるテーマに関心があり、人一倍強い動機を感じていれば、それだけで充実した勉強ができるように思えるはずです。

ところが、これらの要素を備えているのにいっこうに勉強がはかどらない、という人も少なくありません。

その原因は多くの場合、注意力を阻害するマイナス要素にあります。

意欲や関心はあっても、関心の対象がほかにもたくさんあったりする場合や、不安や抑うつのような気分の不調などがそれです。

受験勉強のときなど、恋い焦がれている彼女や彼のことが気になって、肝心の勉強がいっこうにはかどらないということは往々にしてあることです。

ビジネスマンのケースでも、ひいきの野球チームやサッカーチームの試合状況が気になって、試合の最中は残業の能率がなかなか上がらなかったなどという話を耳にします。

集中を妨げるこうしたマイナス要素を減らすには、仕事や勉強以外のものを排除する禁欲的な生活が一番に思われるかもしれません。

しかし、現実には我慢することでかえって集中が乱れ、能率が落ちることが多いので、時間の配分を決め、勉強とそれ以外に関心を抱いているものの両方をこなしたほうが、結果は芳しいようです。


たとえば異性との交際など、週に一度は心おきなくデートするかわりに毎日の長電話をやめるというふうにできればいうことはありません。

ただこの場合、かえって恋人への思いがつのってしまうようなこともあるので困りものです。

こうなると、どう転んでも勉強を阻害するマイナス要素にしかならない交際そのものを考え直さざるをえません。

酷ないい方に聞こえるかもしれませんが、要するに、集中を妨げるよけいな関心事を減らすのが、注意を高める秘訣ということです。

なお、気分の不調による注意力低下の問題と対策は、あらためて別の箇所で触れることにします。]]>
      
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   <title>自信がないときの「頼り上手」変身法</title>
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   <published>2010-02-23T02:21:27Z</published>
   <updated>2010-02-23T02:21:34Z</updated>
   
   <summary>やる気はあるのになかなか仕事が手につかない、わかってはいるけどできないというのは...</summary>
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      やる気はあるのになかなか仕事が手につかない、わかってはいるけどできないというのは、だれもが１度や２度は経験したことのある悩みです。

こんなとき、まわりで眺めているだけの無責任な第三者は、「悩む暇があったらその分努力すればいい」などといったりするものですが、本人にしてみればそんなアドバイスは迷惑以外のなにものでもありません。

人はひとりでは生きられないもの。

自分を支えきれないときは遠慮なくまわりにサポートを求めるべし。

考えることとやることがかみ合わない状況は、だれにでもよくあります。

営業成績が伸び悩んだり、リストラの危機にさらされたり、とくに精神が不安定な時期にはなおさらです。

こうした問題は、最終的には自分の力で解決していくしかないのですが、サポートをしてくれるよき理解者がいれば、窮地から早く脱することができるのもたしかです。

精神分析の祖といわれるフロイトは、心の病は無意識の不安が引き起こしていると主張しました。

そして、「不安の正体を解釈して治す」という精神分析による治療モデルを考え出しています。

その根底にあるのは、「自我をしっかりさせる」ことで不安にすすんで立ち向かえるようにするという、いわゆる自我心理学と呼ばれる考え方です。

自我心理学の影響を強く受けているアメリカでは、幼児の頃から自立させることをよしとしています。

三歳くらいになると個室を与えますし、泣いてもわめいてもひとりで寝かせる習慣などはその象徴です。


よちよち歩きの子どもが転んでも、アメリカ人の親はすぐに助けることはせず、子どもが自分で起きあがるのをじっと待っています。

人に頼るのはよくない、自力で困難を乗り越えてこそ一人前の大人になるという自我心理学理論を、子育てにおいてそのまま実践しているわけです。


この考え方が、教育学にもそのまま応用されています。

ところが、最近の風潮として、フロイト流の自我心理学を見直す考え方がアメリカでも主流になりつつあるのです。


自我心理学を見直す流れは、コフートに代表される自己心理学の考え方のなかに見ることができます。

人は人との関係のなかで生き、依存し合ったりはめられたりすることで成長していくというのが、この新たな流れのモデルです。

根底には、「自我をしっかりさせる」ではなく、「他者との関係のなかで自信を回復することで自分をしっかりさせていこう」という発想があります。


つまり、自己心理学的な立場に立てば、自分を支えきれなくなったときはひとりで解決することにこだわる必要はないということです。

人はひとりでは苦しくてできないことでも、だれかに支えてもらうことで努力を持続できます。

それが単なる個人の成長にとどまらず、支えてくれたまわりの成長にもつながるのです。

これまでの人生を振り返るとき、親友や恋人、両親、よき伴侶などに支えられたおかげで苦難を乗り切ることができたという経験は、だれもがもっているはずです。

多くの受験生を指導してきた私自身の経験からいっても、弧独に耐え、自分の力だけで悩みや困難を乗り越えてきたという人は、ほとんど見たことがありません。

自我心理学モデルは、人間の心を理解するときには役立ちますが、その人間が不安に陥ったときにどう生きればいいのかという問題の解決にはあまり役に立たないという批判が強まっています。

むしろ、人間関係に注目した自己心理学的な考え方のほうが、困難にぶつかった状況を打開するためのより現実的なヒントを多く含んでいるように思います。


一方的に依存するのは考えものですが、まわりとギブ・アンド・テイクの関係を築いて苦しいときに支え合うことは、恥ずかしいことでも悪いことでもありません。

非常に合理的な解決法なのです。
      
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   <title>くじけそうなときこそ人脈活用</title>
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   <published>2010-02-20T09:26:45Z</published>
   <updated>2010-02-20T09:31:05Z</updated>
   
   <summary>困ったときに支え合える仲間がいることほど心強いことはありません。 そんな仲間とと...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fromthejungle.com/">
      <![CDATA[困ったときに支え合える仲間がいることほど心強いことはありません。

そんな仲間とともに目標に向かって努力し、その途上で励まし合うことができれば、仕事に限らず何をするにも大きな成果が期待できます。


「それならば今日から親友づくりに励もう」とだれもが考えたくなるところですが、親友づくりはそう簡単にできるものではありません。

もともと人間の心は、ここを押せばこう反応するという単純なつくりにはなっていません。

親友のつくり方のマニュアルなどといった都合のいいものは、この世の中にはないのです。

そうはいっても、精神科医の立場から、どうすれば仲間や親友ができやすいかという原則論ならアドバイスできます。

以下にそのヒントをいくつか示しますので、現実の人間関係のなかでいろいろ動きながら試してみてください。


<h3>いい面も悪い面も含めて好きになる</h3>


外面はしっかりしているように見えても、そのじつ内面がぐらぐら揺れていることは往々にしてあります。

人にはだれでも心が不安定な時期はあるし、鼻につく欠点のひとつやふたつは持ち合わせているでしょう。

したがって、常に自分を支えてくれる「完璧な友」を求めていては、支え合える関係など築けるはずもありません。

親友とて、理想や幻想のなかに住んでいるのではなく、ほどほどの現実のなかにいる生身の人間です。

いい面もあれば悪い面もあるのは当然で、悪い面を認めたところに本当の人間関係はあります。

成熟した親友関係というのも、じつはこんな暗黙の合意の上に成り立つものなのです。


<h3>これからわかり合っていく関係</h3>


自分のことをまったく知らない相手に、「あなたのことが好きです。つき合ってください」といきなり告白したところで、相手は面食らうだけです。

恋愛が成就するまでには、日頃からそれとなく意思表示を行いながら関係を密にしていく段階をふんでいく必要があります。

支え合う仲間をつくるのも同じことです。

初対面なのにいきなり深刻な話をされても、相手は気味悪がるか警戒するだけです。

そうではなく、徐々に関係をつくっていくつもりで、長いつき合いのなかで試行錯誤しながら理解を深めていくべきです。


話す前から相手に過度な期待や幻想を抱いてしまうと、コミュニケーションも不自然かつ一方的なものになりかねません。

自分のことを理解してほしいのなら、まずは相手のことを理解するのが一番です。


<h3>下心だけでは関係は長続きしない</h3>


あいつは自分にとって役に立つやつだから、友人になりたい。

こんな目的だけでつき合っている場合、その関係は長続きしないものです。

互いに相手から得られるものを期待するのは、決して悪いことではありません。

ただ、それ以前に、親友関係を築くには「こいつとは気が合いそうだ」というフィーリングが必要です。

この感覚は徐々に感じ合うこともあるので、最初のきっかけは「下心ありき」でもOKです。

それでも最終的には、フィーリングに支えられて互いが理解し合い、そのうえで課題を共有しながら協力を深めていくのが理想です。]]>
      
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   <title>「可能性想定ゲーム」で逆転の発想を得る</title>
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   <published>2010-02-18T13:06:25Z</published>
   <updated>2010-02-18T13:09:24Z</updated>
   
   <summary>複眼思考を取り入れたトレーニングと似たものに、ある状況を想定して、今後起こり得る...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fromthejungle.com/">
      複眼思考を取り入れたトレーニングと似たものに、ある状況を想定して、今後起こり得ることを可能なかぎり想定してみるやり方があります。

これを「多様な可能性の想定」と呼んでいます。

たとえば、ＩＴ革命という時代のキーワードを設定して、未来を予測するとします。

多くの人は、この言葉から短絡的な想像しかできず、「これからはコンピュータを勉強しなければいけない」「早めにパソコンを買って練習しなければならない」などと、ステレオタイプの発想に陥りがちです。

ところが、あらゆる可能性を考えていく思考を、心がけると、実際には思いもよらない点に気づくことがあるわけです。

たとえば、ＩＴ時代のいまだからこそ、「情報の取捨選択、判断といった人間の知的機能が重要になる」という逆転の発想に行き着くかもしれません。

携帯電話やゲーム機、カーナビがパソコンと同じ端末の役割を果たしているのを見て、世間でよしと思われているパソコンというたったひとつのビジネスツールの練習に励むより、入力はさらに簡易化されていくから、むしろ的確な文書を頭でつくる能力を身につけるほうが大事だという考えに向かうかもしれません。

意外なことに、「○○はもう古い」が口癖の、一見すると先進的な人のほぅが、概してひとつの可能性しか考えられない狭い了見の持ち主になる危険性が高いようです。

新しいことをやっている、新しい情報をもっているといぅ自信が、自分がもつアイデアや情報の確かさを疑えなくしているからです。

結果として、ほかの可能性が考えられなくなり、ひとつの見方に固執するステレオタイプになっているとしたら、これほど不幸なことはありません。


いわゆるディベートなどの場では、この種のステレオタイプの人が声の大きさを利用して話を有利に進めたり、ほかの可能性を考えて出された意見を「論点がずれている」と言下に否定する傾向が見られがちです。

テレビの討論番組などもまさにこのとおりですが、まわりで見る側としては、論破している人の意見を覆したり、つまらないものとして扱われるずれた意見から新たな可能性を検討する楽しみ方のほうが、推論のトレーニングには大いに役立ちます。


いずれにせよ、ときと場合に応じて、起こり得る可能性をなるべく多く考えられる柔軟な発想は、ぜひ身につけたいものです。

たったそれだけで、自分のなかの推論能力も豊かになるわけですから。
      
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   <title>「ほめ上手」「頼られ上手」「受け入れ上手」に徹する</title>
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   <published>2010-02-15T15:03:49Z</published>
   <updated>2010-02-15T15:13:49Z</updated>
   
   <summary>人間ひとりのもてる能力には限りがあります。 ビジネスの現場でも、自分ひとりの力で...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fromthejungle.com/">
      <![CDATA[人間ひとりのもてる能力には限りがあります。

ビジネスの現場でも、自分ひとりの力ではどうすることもできない問題やトラブルが発生して困惑することはよくあります。

そんなとき、自分の弱点をカバーしてくれる協力者たちの手助けが得られれば、問題解決が楽になることはまちがいありません。

まわりの人たちと上手な相互依存関係を築きたいという考えは、おそらくだれもがもっているでしょう。

しかし、人づき合いはなかなか難しいもの。

現実には職場などで人間関係がうまくいかずに悩んでいる人は多いはずです。

前出のコフートによれば、人間が他者に求めるものは、（１）鏡自己対象機能、（２）理想化自己対象機能、（３）双子自己対象機能のおよそ三つに分類されます。

それぞれの詳細については後に触れることにしますが、この三つのニーズが満たされない相手と接するとき、人は不愉快になり、攻撃的になるとされているわけです。


逆にいえば、この三つのニーズを満たしてくれる人に出会ったときはその人が好きになるし、その人を手放したくないという気持ちが強くなることを示唆しています。

つまり、この人間の三つのニーズを理解して相手が心理的に依存できる状態をつくってあげられるかどうかが、良好な人間関係を築くうえでのポイントになるというわけです。


以下は、コフートが示した自己愛を満たすことができる三つの自己対象機能です。

それぞれの内容をよく理解し、よき協力者づくり、人間関係の円滑化、あるいは商談などの交渉術などに、幅広く応用していただきたいものです。


<h3>鏡自己対象機能</h3>


相手がなにかをしたとき、はめたり注目したりすることで相手の自己愛を満たす機能です。

これは対人関係を好転させる重要なテクニックです。

たとえば、恋人が髪型やファッションを変えたとき、それに気づいたり、ほめたりすることで相手が満足するのは、この機能が働くからです。

部下や同僚などの成功を素直にはめたり、−緒になって喜ぶことができれば、自己愛が満たされた人は必ず相手に好感をもつようになるでしょう。


<h3>理想化自己対象機能</h3>


いじめにあったりして落ち込み、不安になっている子どもでも、神様のように頼りになる父親から声をかけられ、ひざの上に乗せてもらったりすると、それだけで安心感を得ることができます。

また、自分もそのような強い父親のようになりたいと脹い、再び生きる方向性が与えられることもあるでしょう。


人間は、不安なときや落ち込んでいるとき、このような「神様」をもちたがります。

そして、父親が子どもの神様役を引き受けたように、こんな形で相手に安心感や生きる方向性を与えてあげるのが、この理想化自己対象機能と呼ばれるものです。

理想化自己対象機能は、上司が部下に対して神様役を演じたり、または互いに同等程度なら一般の人間関係にも応用可能です。

相手が不安を抱えたり落ち込んでいるとき、積極的に「強い人間」役を引き受けることで安心感を与えてあげるわけです。

それは結果的に、相手の尊敬を引き出すことにもつながります。

うまく機能すれば、信頼関係が深まることはまちがいありません。


<h3>双子自己対象機能</h3>


相手が落ち込んでいるとき、こちらが必死になってほめているのに「お世辞をいってるだけ」とつれない返事を返されたり、神様役を引き受けようと努力してもかえって「あなたは優秀だから」とひがまれてしまうことがあります。

こういうときの人間というものは、相手が自分と同じ人間だと感じられなくなっていますから、鏡自己対象機能や理想化自己対象機能のテクニックを駆使してもうまくいきません。

そんなときに有効なのが、双子自己対象機能のテクニックです。


双子自己対象機能のポイントは、相手が自分と同じ人間であることをわからせる点にあります。

「どうせ自分なんか」と非適応的な言動をとってばかりいる問題児的な人は、世の中のどの職場にもいるものです。

そういうケースは、こちらから話しかけてあげるのです。

たとえば、「私にも同じような経験があるよ」とか、「あなたを助けてあげられない自分が情けない」とか、自分も相手も同じ人間である感覚をもたせることで、関係の円滑化を図るのです。]]>
      
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   <title>「豊かな推論」には落とし穴がある</title>
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   <published>2010-02-13T07:27:49Z</published>
   <updated>2010-02-13T07:28:30Z</updated>
   
   <summary>物事を多面的に見たり、起こり得る可能性を多様に考えることは、推論トレーニングとし...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.fromthejungle.com/">
      <![CDATA[物事を多面的に見たり、起こり得る可能性を多様に考えることは、推論トレーニングとして有効です。

しかし、ときにはそれが思考の拡散を招き、実際の問題解決の場面では必ずしも有効に働かない危険があることにも触れておかなければなりません。

というのも、思考の拡散には、結論を出しにくくするというややこしい欠点があるからです。

ビジネスの現場でいえば、思いつくままにあれこれと検討しているだけではいつまでたっても企画はまとまらず、商品開発もできません。

これを<span class="b red">「ブレインストーミングの落とし穴」</span>といいます。

問題やトラブルを解決するとき、最も重要なのは焦点を見定めることです。

ビジネスの場合なら、まずなんのためにその行為を行うのか、目的を明らかにすべきです。

資格試験などの場合は、相手が求めている答えや能力を明確につかんでいないと、いたずらに推論の方向が拡散することになりかねません。

これができていないと、結局はワンパターンの解答しか出せないことになり、非実用的です。


ブレインストーミングの落とし穴にはまらないためには、課題をより明確に設定することが大切です。

たとえば、職場の会議などを例にとれば、「ある商品の売り上げを伸ばす」という上位目的をはっきりさせることで、話の脱線や方向性を修正することができます。

常に上位目的を意識することで、販売の対象をどうする、値引きはどの程度までできる、宣伝はどうするなどというように、幅広く検討されるすべての推論を本来の趣旨からはずすことなく進めることができるわけです。

仮に「課題が曖昧になっている」と感じたときは、なにを求めているかを上司やまわりに直接確認するのもいいでしょう。

大きな失敗や時間のロスを防ぐには、そのほうが無難です。


ただ、日本ではこの種の態度をとることが、「生意気」と受け止められ、相手から嫌われる原因になることもあります。

その点は考慮しながら、確認は慎重に試みる必要があります。]]>
      
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   <title>「集中力が続かない」はプラス思考に転換する</title>
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   <published>2010-02-10T05:34:36Z</published>
   <updated>2010-02-10T05:39:38Z</updated>
   
   <summary>目標をもっていざ事を始めても、意欲が続かないことはよくあります。 本書のような自...</summary>
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      目標をもっていざ事を始めても、意欲が続かないことはよくあります。

本書のような自己啓発書を購入するようなやる気満々の人でも、現実に勉強を始めてみると、必ずしも思い描いていたとおりにいかないのがこの種の勉強の難しさです。

思うように勉強を続けられない状態には、ふたつのケースが考えられます。

そのひとつめは、勉強をしていると途中で嫌になったり、眠くなったり、テレビが見たくなったりする、つまり気が散って勉強が続けられない状態です。

こういう人は概して、集中力がない、根気がない、あるいは落ち着きがないなどといわれています。


かくいう私も、長時間集中を維持することができないという欠点をもっています。

一時間集中が続くことは滅多になく、すぐに席を立ってはコーヒーを入れ、新聞を読み、あるいはアイデアをしぼり出すためにあたりをうろつくということを繰り返しているわけです。

幸いなことに、いっぺんに長時間続けられないというだけで、やるべきことそのものはそれなりに継続できているので、そのような場合はあまり問題にしなくてよいと思います。

私の場合はもともとそのような傾向が強く、大学受験のときも、机から離れて歩きながら暗記ものの勉強をしたものでした。

そのほうが自分にとってはものを覚えやすかったのです。

このことは日本医大の大脳生理学者、故・品川嘉也先生が、体を動かしながら記憶することを「理にかなったこと」と認めていたくらいなので、決して悪いことではないと考えます。

じつは、私のような症状は、最近注目を集めている子どもの精神障害の一種、注意欠陥多動性障害に通じるものがあります。

アメリカでは低く見積もっても、子どもの５パーセントがこれにあたり、そのうちの５分の１程度は大人になっても障害が残るといわれています。

それほどひどいケースでなくても、大人になってもイライラしやすかったり、落ち着きがない傾向が強いとされています。

注意欠陥多動性障害の診断基準を読む限り、重症ではないにせよ、私もそれにあてはまっているように思います。

それゆえに、いまでもじっとパソコンに向かっていることができず、すぐに席を立ってしまいます。


ここで私がなぜこのような話を持ち出したかというと、病的に落ち着きがない人であっても、勉強を続けていくうえでそれほど不都合なことはないということをあえて強調したかったからです。

現実に私の場合、実社会ではそれなりどころかまわりの人以上に仕事はできているし、日常的な勉強も平均以上のものをこなしているという自負があります。


注意欠陥多動性障害の人は、落ち着きがないかわりにいろいろな新しいことに興味をもつので、歴史上の偉人のなかにはこれにあてはまるような人が多くいたと考えられています。

たとえば、小学校に通えなかったものの大発明家として名を馳せたエジソンや、日本では坂本竜馬がこれにあたるとされています。

この病気に限っていえば、短時間しか続かない集中力をトレーニングによって少しずつのばしていったり、人より短い注意時間をいかに活かすかが克服のポイントのようです。

一方、落ち着きのない人間でも本当に面白いものなら集中できることは多い（エジソンを見ればわかるでしょう）ので、勉強とは苦痛なもの、苦労すべきものという先入観をまずさっさと捨てることが先決ではないでしょうか。

頭がよくなりたい、勉強をしたい、知的な取り柄をもちたいという場合は、とにかくあれこれ試し、本当に関心のもてること、面白いことをなんとしてでも探すのが一番です。

勉強は本来、楽しいものであることが理想です。

そして、自分が楽しめる、興味がわくジャンルを探すことが、動機を維持し、勉強を続けるための近道のように思います。
      
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   <title>「アメ」と「ムチ」は上手に使えば効果バツグン</title>
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   <published>2010-02-07T21:56:17Z</published>
   <updated>2010-02-07T22:18:35Z</updated>
   
   <summary>社会に出てから始める勉強のなかには、ビジネス上の必要に迫られて始めるものも少なく...</summary>
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      社会に出てから始める勉強のなかには、ビジネス上の必要に迫られて始めるものも少なくありません。

それが自分の興味や関心に沿うものであればいいのですが、あまり面白くないと思いながらも、「仕方なく」勉強を続けざるをえないこともあるものです。

このようなケースが前述の「集中力が続かない」ケースとちがう点は、問題が一日何時間勉強を続けられるとかいうところにではなく、ひとつのテーマについての勉強が長期間にわたって継続できないというところにあることです。

資格試験の勉強を始めたものの、一週間もしないうちに嫌になったり、勉強のつもりで読み始めた本がいつまで経っても読み終わらない、というようにです。

この状態は、勉強の成果そのものに大きな影響を及ぼすだけに、深刻な問題です。

いやいやではあっても、続けていくうちに理解がすすみ、徐々に成果があがってくるのが勉強というものです。

ところが、勉強そのものが続かないわけですから、理解は進まず、成果も上がらないということになります。

これはなんらかの手を打たなければなりません。

私自身、勉強は興味や関心のあること、楽しめることをやるに越したことはないと考えています。

その意味では、市川教授の調査結果に賛同できます。

しかし同時に、ある抵抗も感じています。

というのは、勉強の動機づけを本当に求めているのは、じつは、必要に迫られてあまり楽しいと思えない勉強をしなければならない人たちだからです。

プライドや競争心で勉強しているようではだめ、勉強によってメリットを求めるようだからだめなどという調査結果をつきつけられても、現実に問題に直面している人は立つ瀬がありません。

その意味で、教育心理学の立場からは内発的動機のほうが理論上好ましいのかもしれませんが、精神分析や精神医学の治療理論の流れ、国際的な教育政策を見る限り、現在は、内発的動機より外発的動機のほうを重視する方向に傾いていることは見逃せません。

性欲論や死の本能論でも知られる精神分析の祖・フロイトが、本能的なエネルギーの強さを説き、人間はその内なるエネルギーに動かされているのだという典型的な内発論者だったのは周知のとおりです。

ところが、その後の精神分析の理論では、このフロイトの本能欲動理論は否定的にとらえられるようになっており、逆に市川教授が否定的に取り上げている関係志向、自尊志向、報酬志向が人間の本質的な動機なのだと考えられるようになってきています。

つまり、精神分析理論では、教育心理学の理論とは逆に、内発的動機より外発的動機が重視されるようになってきており、私自身もこれを軽視すべきではないと考えています。


この傾向は、精神分析の理論にとどまりません。

精神医学の世界でも外発的な動機づけの人気が高まっています。

一時は捨て去られた行動主義の考え方が息を吹き返し、その考えに基づいた行動療法による治療法が注目されているのはその証左です。


行動主義というのは、心理学の世界で一時主流となっていた理論です。

心理学でありながら、観察対象を人間の「心」ではなく「行動」に置いています。

その客観性の高さから一時はかなりの人気を博していましたが、心を無視しているという批判が強まり、下火になっていました。

ところが、９０年代以降、その行動主義に基づいた行動療法が再び注目を集めているのです。

患者の心の内面にアプローチしていくよりも、アメとムチを用意して行動を変えていくほうが短期間で治療が済むうえ、治る確率も高いという結果が得られているためです。

少なくとも、病的な人間を社会適応させていくためには外的な動機つけが重要なのだという考え方に、精神医学界全体が変わりつつあるように思います。

この考え方でいくと、やる気があるかないかよりも、「実際にやる」かどうかが問題となります。

やる気が出るまで勉強をせず、いつまでたっても勉強に手をつけられないというのは、とくに社会に出てからの勉強ではありがちなパターンです。

やることを決めて、実際にやることを先決とする行動療法の考え方は、そんな人たちが行動を起こすうえで大きな力を発揮するように思います。


なお、教育政策においても、日本では内発的な動機つけ理論に基づいて、生徒のやる気を引き出し、勉強を面白いものと感じられるように、ゆとり教育や総合的な学習の時間を設けるといった政策が取られていますが、諸外国の場合、むしろ行動主義に近い教育政策をとっています。

たとえばアメリカでは、小学校や中学校にも卒業試験が課されるようになっています。

試験重視、宿題重視の流れはレーガン政権以来のもので、政権が変わるごとにますます強化されています。

さらに１９９９年の年頭教書では、「教科内容を修得しないまま上の学年に上がることを許しておけない」と、エスカレーター式進級の中止まで打ち出しています。


試験重視、家庭学習重視で教育を立て直したのはアメリカだけではありません。

イギリスも１９８８年から、教育改革法に基づいて全国共通のナショナルカリキュラムを導入し、それに基づく全国共通テストを行っています。

その他、近年理数教育の充実で国力を立て直した国をあげたら、枚挙に暇がありません。

これらの国すべてに共通するのは、宿題や試験の多さであり、結局のところ、子どもには「ムチ」をもって勉強させるのが効果的という考え方に変わってきています。

当然「アメ」も用意されていて、学力エリートは徹底的に優遇されます。

その結果、いわゆるブルーカラーと知的エリートの賃金格差はどんどん開いている現実があります。

このような流れを見るかぎりは、日本の教育学者も、もっと外発的動機に注目すべきだといいたくなるところです。


私自身、市川教授の報告では有利とされる充実志向　−　訓練志向　−　実用志向の方向性を否定するつもりはなく、とくに社会に出てからの勉強では、そのような方向性で勉強する人が少なくないことは承知しているつもりです。

しかし、そのような動機がもてない場合、統計上は有効な学習方法を用いるために逆効果だとされていても、関係志向、自尊志向、報酬志向を動機づけにするテクニックもここではあえて推奨したいと考えています。


たとえば、動機が不確かなときは、最近の行動療法の考え方にしたがって、とにかくきちんとスケジュールをつくり、決められたとおりに勉強し、やらないことへの言い訳をしない姿勢が有効といえます。

多少なりとも勉強が進んでくれば理解も進むし、勉強がそれほど苦痛でなくなることは珍しくありません。

たとえ予定どおりにできない日があっても、そこで頓挫するのでなく、翌日はまた勉強に戻るという態度が確実に勉強を進めていくのだということを、あらためて強調しておきたいと思います。


そうはいっても、動機がしっかりしていないと勉強を続けるのは難しいという人も少なくないでしょう。

そんなときは、外発的動機づけの理論をテクニックとして駆使するのが効果的です。

これらの方法には、勉強をすればいいことがあるから行うという単純な報酬士高を使ったアメのやり方や、他者を勉強の動機にする関係志向、自尊志向を満たすやり方などがあります。

また、勉強をやらないことに対するムチを用意するということも有効です。

しかし現実にアメとムチを使うとなるとなにかと不都合も生じるので、イマジネーションを武器にするのもひとつの手です。

「ビジネス心理戦」に勝ち抜く自分、問題解決能力にすぐれた変身後の自分の姿を思い浮かべる一方で、現状から這い上がれない自分、リストラされたみじめな自分を想像するという具合にです。

ただし、想像上のムチをあまりふるいすぎると、将来に対する不安が強くなりすぎて、かえって勉強の邪魔になることがあるかもしれないので、要注意です。


じつは、このやり方は私自身もよく使っています。

どんどん頭が悪くなって落ち目になったり、原稿の締め切りに間に合わずに仕事がこなくなる自分を思い浮かべながら自らに鞭打つことで日々精進できていると考えられるので、その効果のほどは保証できます。
      
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   <title>苦手な上司も怖くなくなる感情コントロール術</title>
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   <published>2010-02-06T10:39:01Z</published>
   <updated>2010-02-06T10:45:54Z</updated>
   
   <summary>人間の思考は想像以上に感情状態に左右されるものです。 したがって、自分が陥りやす...</summary>
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      人間の思考は想像以上に感情状態に左右されるものです。

したがって、自分が陥りやすい感情のパターンを知ることは推論の歪みを矯正するうえで重要なポイントとなります。

そもそも人間の思考には、それぞれの人がもつパターンのよぅなものが存在しています。
感情に大きく左右されるのもそのパターンの一種で、こうした推論の歪みの仕組みを知って上手に対処していくことは、思考のみならず気分の改善、ひいては対人関係能力の向上にも結びつけることができます。


問題のある思考パターンをあらためるため、最近の認知療法の考え方では、とくに「自動思考」の矯正を重視しています。

自動思考というのは、もって生まれた性格、過去の経験、さらには、そのときどきの感情などに影響された無意識のうちに行われる思考のパターンです。


たとえば、日頃から上司に快く思われていないと感じている人なら、上司に呼ばれた瞬間に、「またしかられる」「リストラ話かも」などと無意識に考ぇてしまうことになりがちです。

ときにはなんの根拠もなしに無意識のうちに偏った推論を始めることもあるので、自動思考というのはなかなかやっかいな問題なのです。


こういうときは、認知パターンに歪みがあってもそれを疑えない状態に陥っています。

したがって、その偏った思考が人を感情的な反応、不適応な対人行動に走らせてしまうことが往々にしてあるのです。

このようなまわりとの乱轢を招かないためにも、偏った自動思考はいち早く修正する必要があります。

自動思考の歪みを修正するには、DTR（＝非適応的思考の記録）と呼ばれるテクニックが効果的です。

自分の感情状態とそのときの自分の考えを記録する方法で、あとでこれを見返すだけで、自分の思考パターンがいかに感情に左右されているかを知ることができます。


このテクニックを利用するときのポイントは、自動的に認知が行われたと思われた瞬間、頭に思い浮かんだことをすぐに書き留めることです。

そして、それが起こると思った確率を「１００パーセント」「８０パーセント」などというふうに、数字で評価してみるのです。

この方法のメリットは、紙に書くことでその評価が正しいかどうかを冷静に考えられる点です。

人間は少しでも冷静になることができれば、「悪いことが起こる確率１００パーセント」とは、そうそう考えないものです。

すなわち、他の可能性があることの自覚につながるというわけです。

これは、人間が情報を発信するとき、より客観的、冷静になろうとする心理を利用した、いわば悲観的思考の修正テクニックです。


こうしたメタ認知的な感情や思考のモニタリング法を習慣づけることは、問題のある偏った自動思考の内容を妥当なものにしていくうえで有効です。

さらには、感情状態を安定させ、対人関係能力の向上にも生かすことができるので、ぜひ活用したいものです。
      
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   <title>「推論の偏りを修正すれば、もう判断ミスは怖くない</title>
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   <published>2010-02-03T07:44:21Z</published>
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      <![CDATA[どんな人にも自分の身を守ろうとする本能が備わっています。

そのようなとき、その人の推論もまた、ともすれば自分の立場に都合のいいように行われるものです。

あるいは、その人の感情や経験が独特の思考パターンを形成し、さまざまな認知の歪みを生じることはよく知られています。

頭のいい人、すぐれた人などと高い評価を受けている人でも、判断ミスはだれにでも起こる不可抗力。

メタ認知を使って修正すれば問題はないそれは同じです。

自分がすばらしいと思う新たな知識、感情、立場など、さまざまな要素によって思考が歪められることは、じつはよくあることなのです。

その結果、正しく豊富な知識を身につけていても、推論の方向性が狂ってしまい、まわりにとっては害にしかならないことが応々にしてあるのです。


こんなとき、自分の感情の状態をモニターし、「落ち込んでいるから悲観的考え方をしているのではないか」「この考えは自分の立場に有利なように偏っていないか」などと冷静に自問できれば、推論のバリエーションもはるかに豊かになります。

それを可能にするのが「メタ認知」です。


誤った推論を矯正するメタ認知は、豊かな推論を行うこと以上に高度な能力を要します。
自分の認知パターンを客観的かつ冷静に、上から見るメタ認知の能力を身につけるには、基本的なモニタリング技術をマスターするのが最も有効なトレーニング法となります。


メタ認知の基本は、なんといっても自分の認知に対する自問を欠かさないことです。

自分のなかにメタ認知を行うもう一人の自分をもつことができれば、推論の偏りはかなり修正できます。

自問すべき内容は、

「十分な知識をもっているのか？」

「思考が一面的なステレオタイプになっていないか？」

「人の意見に影響されすぎていないか？　日分の主張をもたずにただの受け売りになっていないか？」

「感情に振り回されていないか？」

「自分の立場に有利な考え方になっていないか？」

「過去の経験によって培った認知パターンにしぼられていないか？」


など、さまざまな要素があります。

問題解決プロセスやディスカッションにしてもそうですが、あらゆる危険性を自問する習慣を身につけるべきです。

とくに知識や人生経験の豊富な人、高学歴の人は、推論に影響を与える要素をたくさん備えている分、自問の必要性も人一倍であることを自覚してください。

そうすれば「知識があるだけで創造力のない無能人間」と許される危険を回避できるわけですから、思考パターンを自問することは、それ自体たいへん意義があることなのです。

認知心理学では、思考を歪めるもうひとつの重要な要因として、「スキーマ」の存在をあげています。

スキーマとはいわゆる知識の一種で、人が経験によって身につける知識のモジュールと定義されます。

人間は、日々の生活のなかでさまざまな情報を認知するとき、それを既知の知識の枠組みに照らして解釈する傾向があります。

たとえば、ここに六本の足をもつ小さな生物がいたとします。

その生物自体ははじめて見るものでも、私たちはそれを昆虫の＝桂であろうとすぐに認識できます。

それは、「足が六本イコール昆虫」というスキーマが頭のなかにあるおかげです。

このように、自分のなかに正しいスキーマをつくることは推論作業の省略を可能にし、問題解決のスピードアップをはかるメリットがあります。

その一方で、思考をステレオタイプに陥らせる一面もあるので、じつは注意が必要なのです。

前出のゼックミスタとジョンソンは、スキマを用いた人間の情報処理過程には、以下の特徴があると主張しています。


<ul class="topics">

<li>（１）スキーマと−致しない情報より一致する情報に注意を払う</li>

<li>（２）スキーマと一致しない情報が受け入れにくくなる</li>

<li>（３）スキーマと一致する情報のほうが一致しない情報より記憶しやすくなる</li>

<li>（４）スキーマと一致するように記憶を歪ませることがある</li>

</ul>

繰り返しになりますが、スキーマをもつことはそれ自体悪いことではなく、むしろ人間の情報処理機能を高めるために当たり前に生じる適応現象と考えるべきです。

ただ、これまでに経験したことのない複雑な問題解決の場面にまでそのまま応用できることはほとんどないので、その点は注意しなければなりません。

たとえば、売り上げが伸び悩んでいるなどビジネスでうまくいかないときは、これまでの営業方法、セールスプロモーションのスキーマが当てはまらなくなっている可能性が高いと見るべきです。

そうした自分なりのスキーマのパターンを知り、通用する場面と通用しない場面で推論パターンを変えるべくモニターしていくことも、有効なメタ認知のテクニックなのです。]]>
      
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