何故資格取得を目指すのか
社会的評価の高い467の資格を19ジャンルに分類して掲載。
受験を検討する際にポイントとなる受験資格の有無や、国家・公的・民間といった資格の種類、受験者数・合格率などのデータによって、自分に合った資格を効率よく見つけられるよう検索性を重視して編集。
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日本人は資格好きである。
資格の数は、司法試験や公認会計士、弁理士といった難関で比較的社会的地位の高い資格から、語学、書道、着付け等の民間の資格その他、囲碁、将棋、ガーデニングなど趣味の資格まで含めると優に200を超えるといわれている。
弁護士の前身は代言人といって、1872年に制度化されたというから既に1世紀以上も昔から弁護士資格はあったことになる。
その後、次々に資格が制度化され現在に至っているが、近年は資格もバラエティに富み、国家資格以外にも公的資格、民間資格、さらには米国公認会計士(CPA)や英文会計など米国の資格を目指す人も増えつつある。
現在、何かしらの資格を取得しようと日夜頑張っている日本人は、少なく見積もっても年間100万人以上にもなる。
これに伴い、これらの資格を扱う各種の学校や講座は大流行である。
学校も国家資格を扱う学校、英会話学校、カルチャーセンター、書道教室、着付け教室など挙げれば切りがないほどである。
また、今やどんな分野にも対応できる通信教育も充実している。
最近はデフレ不況で、けっして好きで資格取得に挑戦しているというわけではないという人もいる。
忍び寄るリストラへの対策や昇進・昇格試験のため、また、転職、就職、自己啓発等のツールとしてその目的はそれぞれ違うが、
さまざまな人たちがさまざまな形で日夜一生懸命、資格取得に向けて取り組んでいる。
当たり前のことだが、資格試験を本音で楽しんでやっている人はあまりいない。
なぜならば、資格には取得のために時間、費用等さまざまなものが犠牲になり、かつ代償となるからである。
それでは一体なぜ、人は資格取得を目指すのか。
一体どういう意味があるのか。
私はその理由を長年にわたり考え続けてきた。
私自身、資格取得で苦労した一人である。
このカテゴリーでは、資格取得ブームの背景や資格取得者を取り巻く環境を分析するとともに、代表的な資格の受験者数や、合格率等を検証する。
また、どうして人はそこまで資格を目指すのか、身近な例を基にその実態を探ってみた。
まず、下を見ていただきたい。
人気資格ランキング
| 順位 | 資格名 | 受験者数 |
|---|---|---|
| 1位 | 宅地建物取引主任者 | 169,657 |
| 2位 | 日商簿記2級(公) | 152,744 |
| 3位 | 行政書士 | 67,040 |
| 4位 | ファイナンシャル・プランナー(AFP)(民) | 53,859 |
| 5位 | マンション管理士 | 53,317 |
| 6位 | 税理士 | 52,560 |
| 7位 | 社会保険労務士 | 46,713 |
| 8位 | 司法試験2次 | 41,459 |
| 9位 | 管理業務主任者 | 35,287 |
| 10位 | 日商簿記1級(公) | 31,286 |
| 11位 | 司法書士 | 25,416 |
| 12位 | 公認会計士2次 | 13,389 |
| 13位 | 中小企業診断士1次 | 10,572 |
| 14位 | 証券アナリスト(民) | 9,280 |
| 15位 | 不動産鑑定士2次 | 2,481 |
上記の資格試験の受験者だけでも、数にして既に76万人を超えている。
これだけの人が、年間何かしらの資格に挑戦しているのである。
この表は、実は法律・経営・財務・会計・労務・不動産関連の資格に限っているので、技術系、情報系、また語学系の資格を合わせると、
実際は何か資格を目指している人の数は少なくとも100万人を超えてしまうことは明らかである。
国民の100人に1人は何かしらの資格試験に取り組んでいる。
まさに、現代は100万人の資格試験の時代と言っても過言ではないのである。
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