ロースクール制度について
本書は、大学入試センターが実施した法科大学院適性試験の全過去問(2年・4回分)を再現し、詳細な解説を付したものである。
大学入試センターの適性試験は全ロースクールでの必須試験の地位を獲得しているので、その過去問をすべて網羅した本書は、適性試験対策のまさにBibleといえる。
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司法制度改革審議会が酎列の急スピードで作りあげた新しい制度がある。
それにともないロースクール(法科大学院)が04年4月から開校。
すでに受験勉強を始めている場合は従来型試験を受けたほうが「近道」なケースもあろうが、これから法曹三者を目指す読者の多くは、とりあえずロースクール入学試験が第一関門となるだろう。
まだ見えていないことがたくさんあるが、最低限知っておくべき概要を箇条書きしておく。
・どの大学にどの程度の規模の院が設置されるかは未定。
これまで司法試験合格者を多数輩出している大学は、それなりに充実したスクール環境が実現できると思われる。
全国規模で、毎年およそ5000人の入学者数となる?
・ロースクールには2年間の法学既修者向けコースと、3年間の一般末修者向けコースが設置される予定。
既修者向けコースの入学試験は法学以外の学部出身者も出願できる。
法律科目があるので対策が必要だが、要するに誰でも両コースの入試を併願することができる見込みである。
・ロースクール入試は、全国統一の適性言鵡貧と各院ごとに実施される試験との二段階式になる予定。
適性試験はロースクール入学後の履修に耐えられる判断力、思考分析、表現力などを試すもの。英語が組み入れられるかもしれない。
院ごとの試験の内容はまだわからないが、小論文や面接を課すところが多くなるだろう。
・合否判定では、二段階の試験の成績だけでなく、学部時代の学業成績や課外活動実績、社会人の受験者の場合はその経歴や実績も加味される。
・学費は大学によって大きく異なることになりそうだ。
授業料だけで、年間100〜300万円は必要。
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