司法書士の人はどんな人(人種)が多い?
最高水準の実戦的記述問題集。答練から精選した良問・難問を10問収録。記述式問題の実力完成に。
各問に詳細解説付。
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ほかの資格でもよくある話だが、試験勉強を始める前に「どんな仕事をするのか」を把握していた司法書士は少ない。
「でも、儲かるらしい」「司法試験よりかは楽そうだから」 この道に入る。
後者については、司法試験からの転向組も多い。
転向組は「ナメてかかるから、なかなか受からない」とも聞く。
で、難関試験を突破した彼らの多くは、実務経験のために司法書士事務所に就職する。
いきなり独立するのは、地方在住の場合だ。
地方では事務所の募集が少なく、仕事の依頼は多いからである。
大都市の勤務書士たちも独立意欲は強い。
女性書士を中心に、勤めのままで良しとする向きも増えてはいるが、大半は一国一城の主を前提にしている。
しかし、そうした独立志向のわりには、実際に開業すると「縄張り意識」を育ててしまう人間も多い。
これは前に説明した「お客さん」問題のせい。
つまり、仕事を紹介してくれる銀行や不動産屋とのつながりにおいて、テリトリー意識が働いてしまうのだ。
若手にはそれを嫌う者も少なくないが、中高年層は概して閉鎖的で排他的だ。
この世代間格差は将来への危機感でもいえる。
不動産取引不況で、司法書士の仕事はすでに減ってきている。
オンライン化により、収入軸の登記業務も激減する可能性がある。
その危機感は若手に強く、
「法律コンサルタント業務などをもっと積極的に開拓せねば」
と主張している。
が、まだ既得権で当分は食える年配たちはなかなか動かない。
「お客さん」問題があるため、やはり二世書士は有利だ。
税理士資格のように大学院を出ただけで一部試験免除、といった制度がないので数は少ないが、彼らは若くても地域コネの「相続」で潤っている。
無試験でも司法書士になれる方法
裁判所事務官などを10年以上経験すれば、無試験でOK。
実際は定年退職後に利用される制度だが、書士全体の1割ほどはこれ。
法務系お役人の天下り先なわけである。
司法書士は体力仕事!
細かな仕事で神経も使う、けっこうストレスがたまるという。
が、司法書士の「大変さ」は、それだけではない。
数で稼ぐ商売なので、その数ぶんだけいろいろな所を飛びまわる体力も要求されるのだ。
具体的には銀行、不動産屋、顧客の家、法務局などなどを行ったり来たり。
特に法務局へは一日に何度も足を運ぶ。
必然、事務所を空ける時間も長くなるので、留守番役か必要。
補助者が雇えないうちはカミさんがその役を果たす場合が多い。
携帯電話も必須。
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