- 糖尿病療養指導士とは
- 臨床心理士の収入は?
- 産業カウンセラーを目指す方へ
- 看護師の資格と仕事内容
- 医師の資格試験勉強時代、医師になるまでにかかる費用はどのくらいか?
- きゅう師・あん摩マッサージ師・指圧師の開業資金はどれほど?
- スクールカウンセラー制度が臨床心理士の収入源に
- インチキカイロ師も多い?
- 鍼灸師の収入は?
- きゅう師・あん摩マッサージ師・指圧師の人はどんな人(人種)が多い?
- 言語聴覚士(ST)のタイプと収入について
- たまには休日出勤もある作業療法士(OT)
- 作業療法士(OT)の人はどんな人(人種)が多い?
- 作業療法士(OT)、理学療法士(PT)とも学校選びは大事
- 理学療法士(PT)の収入は?
- 理学療法士(PT)の人はどんな人(人種)が多い?
- 病院以外の理学療法士(PT)の働き場
- 看護師の収入は?
- 医師の収入は?
- 医師の資格と仕事内容
- 医療系の仕事、専門医療資格のニーズについて
- 臨床心理士の資格と仕事内容
- 理学療法士(PT)の資格と仕事内容
- 柔道整復師の資格と仕事内容
- 産業カウンセラーの資格と仕事内容
- 作業療法士(OT)の資格と仕事内容
- 言語聴覚士(ST)の資格と試験内容
- きゅう師・あん摩マッサージ師・指圧師の資格と仕事内容
- カイロプラクターの資格と仕事内容
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糖尿病療養指導士とは
糖尿病療養指導士は、糖尿病の治療現場で、糖尿病の病態や治療にかかわる知識とともに、血糖コントロールに必要な食事療法や運動療法、生活管理全般について患者さんやその家族に教育・指導する職種です。
2001年に日本糖尿病学会が立ち上げた糖尿病療養指導士認定制度に基づく職種で、療養指導士認定機構が主催する認定試験に合格すれば資格がえられます。
どんな仕事をするのか
糖尿病療養指導士の仕事は、簡単にいうと、患者教育面で医師を補助することです。
具体的には、教育入院の際、その医療機関が実施している糖尿病の診療方針や闘病プログラムに基づき、患者さんやその家族が理解しておくべき病気の知識とともに、生活習慣の改善目標やその方法について、
一括して指導・教育します。
こんな人が資格をもつ
糖尿病療養指導士に求められる職務は、糖尿病に関する知識の教育と、患者さんの社会的、心理的背景をふまえた、一人ひとりに合った治療メニューをアレンジすることです。
受験資格は、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士という医療専門職に限られます。
さらに糖尿病の診療部門で2年以上の勤務経験があり、通算1000時間以上の療養指導経験がないといけません。
資格の取得には一定以上の努力と実績が必要なことから、糖尿病療養指導士の資格取得者が増えることは、その医療機関の関係スタッフの糖尿病治療に対する取り組みが一定水準であることの証明になります。
カテゴリー:医療系資格
臨床心理士の収入は?
臨床心理士・指定大学院合格のための心理学問題集 専門問題は分野別に収録。語学問題は出題傾向別に収録。指定大学院入試の頻出問題を一挙掲載。 | 臨床心理士資格試験必勝マニュアル ネットで大好評「ひろみの勉強部屋」がパワーアップして本に! 体験報告から出題問題の整理と解説まで、受験勉強対策のノウハウがこの1冊に。 |
本文中にもあるように、臨床心理士の資格で食っていくのは厳しく、非常勤の職場をいくつも掛け持ちしてようやく生活が成り立つ。
かなりうまくいって、月収20万といった感じ。
病院の正規勤務の場合も、PTやOTよりずっと低い給料であると思ってほしい。
よって、直接資格と関係ない副業を営みつつ、生計を立てている心理士も少なくない。
ちなみにスクールカウンセラーは時給5000円程度。
「×何時間」の仕事があるかは、やってみなければわからない。
カテゴリー:医療系資格
産業カウンセラーを目指す方へ
産業カウンセラーになりたい人のために
臨床心理士のカウンセリングが精神的に病的な状態にある人を、いかに正常な状態にしていくかと志向するのに対し、
産業カウンセラーの場合はもう少し幅が広い。会社という集団内で生じる人間関係の諸問題を、適切に処理していくためのコーディネーターといった側面も有している。
職業として成り立たなくても、その知識を一般人が使える機会は意外にあるだろう。
実際、取得者の主流は「仕事の役に立つかもしれない」という動機で勉強を始めた、一般企業内の人事や労務の担当者たちだ。
そこで、志望者に強く言っておきたいことがひとつ。
産業カウンセラーの資格は厚生労働省の管轄下にある。
厚生労働省は労働者の権利保護を任とする。
けれども、産業カウンセラーのスキルは、その性格上、場合によっては企業側の行き過ぎた社員管理として使われかねない「危険性」も抱えている。
だから、あくまで相談者の立場にたち、資本の論理に侵されない倫理意識がきわめて重要なのだ。
カウンセリングをボランティアでする場合にも、これだけは忘れてはいけない。
この資格は容易に取得できる。
取得すれば、誰だって身近な人のカウンセリングをしたくなる。
その際の「危険性」にも注意されたい。
他人のこころをいじる行為を下手にすれば、その人の一生問題になってしまうかもしれない、ということだ。
養成講座や先輩カウンセラーが□を酸っぱくして言うだろうが、素人のカウンセリングは怖い。
たった7ヶ月程度の勉強で、プロになったなどとは思わないこと。
カテゴリー:医療系資格
看護師の資格と仕事内容
過去問の中でも特に頻出範囲の問題を厳選し、表やイラストを豊富に掲載することで理解を助け、またオリジナルの予想問題を付け加えることで、国家試験の勉強が一通り万遍なく完成できるようになっています。
巻末には最新国試問題と解説を掲載しています。
一生食える「手に職」仕事。
男性にも都合がいい医療資格。
試験概要
受験資格
国が指定した学校で、3年以上必要な学科を修業した者など。
試験日
2月下旬
試験科目
解剖生理学、生化学など15科目
試験期間
広範囲詰め込み暗記型
合格率
90%
看護師の資格試験の難易度は?
が示すとおり、試験そのものは普通にやればまず落ちることはない。むしろ脱落者が多いのは、看護字校2、3年次の病院実習だという。
睡眠時間2、3時間も当たり前、というこの時期のツラさは、多くの看護師が懐かしさとともに振り返るところ。
看護師の仕事
「看護師」については知られたところだ。あらためて詳述するまでもないかもしれない。
その男性版はどうなのか。
実体がほとんど知られていないようなので、その点に絞って「看護師」資格を概説しよう。
ちょっと古い統計なのだが、98年時点で正看護師総数に占める男性の割合は3%ほどだ。
たったそれだけかという気もするが、母数が大きいので約18000人おり、けっしてマイナーとはいえない規模である。
また、その数は増加傾向にある。一生食いっぱぐれない資格を持ち、さらにやりがいのある職業を求めて、という男たちがこの資格に注目しはじめているのだ。
女性の場合は看護師になることを高校までに決意した人が多い。対して、男性看護師には「回り道組」が目立っている。
サラリーマン生活があわなかったひと、医師を目指したが挫折したひと、自分の入院体験からこの仕事に目覚めたひとなど、その具体的な動機づけは多様だ。
本人たち臼く、
「ユニークな変わり者だらけの世界」だそうだ。
資格の上では同じでも、男性と女性とでは働く職場に大きな違いがある。
女性看護師は一般病棟や外来など中心だが、男性看護師の最大の活躍場は精神科だ。
これはもともと無資格で精神科での介護にあたっていた男たち=看護人、という存在の名残りであろう。
だが、最近は少しずつ精神科以外からの求人も増えてきており、総合病院のICUや手術室など、緊急性の高い現場で働くことも少なくない。
看護職には体力仕事も多いため、男のほうが向いている場合がたしかにあるのだ。
まだまだ職域に開拓の余地があるので、知られざる穴場資格だとも言えるのである。
就職環境のよくない福祉系の介護資格を考えている読者は、看護師も候補に入れてみることを提案したい。
気力と体力を要する点では男女平等
ただし、安易にできる仕事ではないことは承知しておこう。
たとえばバブルの頃、「看護師」は3K職の代表とされていた。
キタナイ、キケンの面は慣れと注意次第であろうが、キツイ仕事であることだけは甘く見てはいけない。
現役の看護師たちが一様に不満を言う勤務体制の過酷さ、夜勤の多さや緊張度の高い仕事内容は、マスコミでも指摘される通りである。
待遇面は、安定的だが安泰とまではいかない。
勤務先の病院によって差はあるが、一般的には最初にグンと伸びて、そのあとの昇給が少ない。
若いうちは一般企業勤めの同級生よりリッチになれたとしても、中年以降は抜かれてしまうと思ってほしい。
また、看護師の身分はあくまで医者のアシスタント。
「もっと患者のケアをしたいのにできない」というジレンマもよく聞く。
「看護の独自性」「開かれた看護」などの言葉を単なるお題目にしないためにも、最近盛んになってきた地域の訪問看護の動きなどは注目に値する。
自らの積極的な職域開拓の姿勢も大事だろう。
カテゴリー:医療系資格
医師の資格試験勉強時代、医師になるまでにかかる費用はどのくらいか?
研修期間は最悪給料ゼロ、たいていは数万円、良いところでも10万円代前半しか出ない。
さらに研修後、大学病院の医局に残るならば、助手になるまで無給だ。
これが下手をすると10年続く。
この長きにわたる経済難時代のしのぎ方にも戦略がいる。
パトロンを見つけるか、貯金を貯めに貯めこんでおくか、生活レベルをぎりぎりまで落とすか。選択肢はそんなところだ。
就職についても、覚悟してもらおう。
医師の就職には公募が少なく、たいてい医局のコネで空きポストに入れてもらう(国公立でも民間でも)。
その空きポスト自体が、先行世代の人余りと病院経営の不景気とで減少している。
旧帝大卒などのエリート医師以外は、ただでも就職難傾向にあるのだから、「歳を食っている」新人の世話はどうしても後まわしになる。
かつては精神科や皮膚科などの不人気分野が、「回り道組」の受け皿になっていた。
しかし、医師過剰の昨今、そうした科にも「ストレート組」が集まっている。
社会人にも開かれた医学部へ、といった流れはたしかにあるが、現況はまだ逆風下だと思ったほうがいい。
弁護士のロースクールのような、メディカルスクール構想も検討されているが、これとて結果的に修業時代が長くなることを考えれば、「回り道組」には不利な話ともいえる。
もちろん、医師にはなったけれども職がまったくない、という話は聞かない。
だが、医師になってしまえばもう楽勝、ではないのだ。
学費は幾らかかる?
国公立の場合は6年間で約300万円という目安がある。
1〜2年次以外は非常に忙しいので、バイト時間をとりにくい。
私立は初年度納入金が安い大学で約350万、高いと約1300万、毎年の学費は200〜600万程度。
だが、これは表向きの額であり、実際の私立には寄付金と称する学費が加わる。
すると6年間トータルで、4〜5000万は当たり前、1億円以上かかる大学もありとなる。実に高い。
「ストレート組(高卒組)」は国公立でも金持ちの子が多いから、医師の世界は上流階級社会なのだといっても過言ではない。
- 医師等資格確認検索
- 厚生労働省:医師等資格確認検索システム改修のお知らせ
- 医師資格なしで光脱毛 京都のエステ店長ら3人逮捕 - MSN産経ニュース
- 「医師資格」編【その1】|本気で「人生リセット」する資格|ダイヤモンド・オンライン
- 不在時開業、教唆の医師逮捕=リタリン無資格処方-警視庁(時事通信) - Yahoo!ニュース
- 橋下改革余波、医師職11人退職…予算減で「思う仕事無理」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- TrendSearch 医師国家試験 合格発表をkwsk
- 医師に相談できるQ&Aサイト|AskDoctors(アスクドクターズ)
- 医学書院/週刊医学界新聞 【〔投稿〕アメリカにおける医師免許と専門医制度(足利洋志,香坂俊)】 ( 第2677号 2006年4月3日)
カテゴリー:医療系資格
きゅう師・あん摩マッサージ師・指圧師の開業資金はどれほど?
患者かつくまでは大変だが、開業するのはけっこう楽。
法の規制要件をクリアした、そこそこの広さの賃貸契約料のほかは、施術台と小道具さえ揃えればOKだ。
見かけでハッタる必要性を感じないなら、総額100万円台ほどの開業資金でも不可能ではない。
ただし、開業から半年くらいは、患者がまったく来ない状態を計算しておいたほうがいい。
その間の生活費も蓄えておくべき。
カテゴリー:医療系資格
スクールカウンセラー制度が臨床心理士の収入源に
これから臨床心理士になるには指定大学院を出なければならない。
だからまず、大学院入試が第一の難関。
その後もハードな勉強、実習が続く。
なんとか「現場」にもぐりこみ、実務経験を1〜2年積んでから、ようやく受験資格が与えられる(2種大学院修了の場合)。
資格を取得しても、多くは非常勤という形でしか職を得られない。
常勤の公募があるのは公務員の心理職ぐらいで、それもかなり少ない。
他はたいてい口コミ頼りの就職活動になる。
病院などの医療関係、カウンセリングセンター、福祉関係施設、教育関係機関などの、空席に座らせてもらうことになる。
これといった就職の常道がないということは、「活躍の場はいろいろ」とも言い換えられるのだが、現実的にはキツキツの職探しになろう。
待遇も非常勤に高給を払うところはない。
駆け出しからしばらくは、自分ひとりが食べていければ御の字だ。
40代、50代になっても非常勤の掛け持ち状態という心理士もいる。
職の口との出会いには運の要素もあるようだ。
就職先で比較的人数が集まっているのは病院関係である。
ここでは医師の指示のもとに心理テストやカウンセリングを行う。
どの程度の臨床経験を積めるかは、病院と医師の考え方ひとつだ。
その出会い方でも運の比重が高いようだが、将来、カウンセラーとして独立したいならば、修業の場としての病院勤務は有効だという。
民間カウンセリングセンターで、業界の有力者の師弟となる方法も可。
ただ、独立して成功できる心理士はごくごく一部なので、将来プランにあまり神経質になることは無意味かもしれない。
そんな厳しい労働環境のなかで、臨床心理士の収入源として注目されている新制度もある。
1995年から文部省(当時)が試験的に始めている小・中・高へのスクールカウンセラー派遣制度だ。
いじめや登校拒否などの問題に対し、学校外からこころの専門家を導入して解決をはかろうという試み。
このカウンセラーの人材として期待されているのが臨床心理士なのだ。
報酬額はたいしたことなく、雇用契約も非常勤だが、同制度は学校現場でも教師・生徒ともから歓迎される方向にある。
文部科学省も全公立学校への配備を検討していると言われている。
これが現実のものとなれば、臨床心理士の大きな副収入源となる。
特に収入面でハンディが大きかった地方の開業心理士たちには、またとない朗報になるだろうと思われる。
臨床心理士の「人種」については、「変わり者がいっぱい」とだけ言っておこう。
精神科医だってそうだし、ましてやこの「食えない」資格に一生を捧げようという人たちなのだから、意外でもなんでもない。
臨床心理士に興味があるなら、精神科医もおすすめ!
医療関係、たとえば精神科や心療内科に勤める臨床心理士は、あくまで医師の指示管理のもとで補助的に検査や療法を行う立場にある。
薬物を用いた治療ができるのも医師のみだ。
これだけ取得するのも取得してからも大変な資格を取るよりも、いっそのこと医師資格を目指したほうが近道かもしれない。
じっくりとカウンセリングをやりたいのなら、収入は二の次の精神科医として開業すればいい。
カテゴリー:医療系資格
インチキカイロ師も多い?
あれこれかまわず法制化されればよいという話ではないが、カイロプラクターの現実を眺め渡すと、やはり「無法地帯」ならではの問題だらけだ。
ロクな技術もないのに宣伝上手なだけで繁盛しているところ、
半ばミニ宗教化して非常識に値が張る健康器具や健康食品を売りつけるところ、
マッサージは国家資格がないとできないのにそれをウリに集客しているところ……。
ボキボキと骨の音を派手に鳴らすところも、たいていは眉唾ものだ。
TVのバラエティー番組でお笑い芸人に悲鳴をあげさせるようなカイロプラクターもおよそ信用ならない。
一般的に正統なカイロ施術はもっと地味で、あたりが柔らかい。
もちろん、そういったインチキ同業者に舌打ちしながら、まっとうな施術師として精進しているカイロプラクターもいる。
外国で正式な資格を取得し、日本のカイロ業界の信頼向上に貢献している施術師もいる(当然、日本では無資格扱い)。
だが、その見分けは難しいし、法的枠外がゆえ、鍼灸師世界以上に諸派乱立している中から正解探しは大変だ。
カイロプラククーの志望者は、自分が患者としてかかわり、その施術に感銘を受け納得もした、という体験者に限られよう。
つまり、ある意味特殊な「出会い」をきっかけとするケース。
もしくは鍼灸師や柔整師といった公的資格の所有者が、カイロの訓練を受け、自分の施術にも生かすというケースだ。
無難なカイロプラクターへの道は後者のほうである。
くれぐれも甘言に誘われて目指さないように。
目指す場合は、慎重な流派選び、養成校選びをするように。
その他の法的枠外の民間療法
アロマテラピー、バイオフィードバック、薬草療法、ヨガ、マクロバイオティック……と、法的枠外の療法はたくさんある。
最近では、欧州の伝統医学であるリフレクソロジーという足の裏マッサージも登場。
注意点はカイロと同じである。
カテゴリー:医療系資格
鍼灸師の収入は?
第1章 鍼灸医学の創造的再構築(東洋医学原論の構築に向けて/東洋医学の起源と特徴 ほか)/第2章 現代の鍼灸医療(伝統的鍼灸医学における診察法の実際/わが国における鍼灸治療の実際)/第3章 気の医学―気・経絡(鍼灸医学の立場から/気診の立場から ほか)/第4章 新しい鍼灸診療(Bi‐Digital O‐Ring Test(BDORT)による診療システム/鍼灸気診による診療システム ほか)
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勤務鍼灸師たちの収入は、治療院の場合だと月収18万あたりからが多い。
昇給速度はゆっくりペースだ。
病院の場合は、これよりも1割ほどペイがいい。
どちらの場合も修業時代と位置づけ、いずれは独立を考えている鍼灸師が大半である。
開業すれば収入もピンキリだが、目安として1日平均5人の患者が来るようになれば一人前だと言われている。
1人あたり4〜5000円の施術代×5人×25日開業で、月に50〜60万円の売上げになる。
そこから家賃などの諸経費が引かれて、実収入となる。
日に5人ならどうとでもなりそうに思えるが、現実的には生易しくなく、10人以上の患者をコンスタントに集めている鍼灸院はかなり成功している部類である。
その最大の原因は、医療保険が事実上使えないこと。
慢性神経痛やリウマチなど特定の病名を医師から診断された場合は、医師の同意書を手に入れた上で鍼灸師の保険通用施術を受けることができるが、そんな面倒な(医師の機嫌を損ねそうな)手間をかける患者は少ない。
金儲けを第一日的とした資格取得はあまり意味がないだろう。
それよりもこの仕事の難しさと奥の深さに魅力を感じ、独力で
「我が鍼灸道を極めていきたい」
という人間にこそ、お勧めできる資格である。
将来性はあるのか?
鍼灸師のこれからについては、考えられるポイントがいくつかある。
ひとつは高齢化社会ということ。
もともと鍼灸院の患者には老人が多いので、この点では追い風である。
しかし、それとは逆の過当競争という向い風も。
鍼灸師の職業寿命は長く、かつ、新人鍼灸師がどんどん生まれているため、地域によってはすでに人材過剰になってしまっている。
大都市圏よりも地方のほうが成功しやすいと言われているが、開業する場合は、そのエリアにどれほどの鍼灸院があるかの調査が必要だ。
カテゴリー:医療系資格
きゅう師・あん摩マッサージ師・指圧師の人はどんな人(人種)が多い?
高学歴な変人がいっぱい!
鍼灸師の志望動機を大別すると、
「自分の身体の不調を鍼灸で治したことがある」
「手に職をつけたかった」
「オカルト大好き、不思議大好きだから」
の三つのタイプになる。
最後の動機はいささか困りものなのだけれども、経験重視、職人志向のほうは間違っていない。
はりも灸もマッサージも頭でではなく、身体で覚える仕事だから。
他に、「医者になれなくて」「薬剤師になったが臨床的な仕事をしたくて」といった動機も散見される。
全否定はしないけれども、近代医学とはまるで世界が違うことをあらためて確認しておきたい。
最近は一般大学を出てからすぐに鍼灸学校に入りなおすケースが増えてきており、早慶クラスの卒業生もゴロゴロいる。
また、リストラがらみでやってくる社会人組も多い。
子育てに一服した高学歴主婦なんてのも少なくない。
いずれにしても、いわゆる「変人」率が高そうなことは容易に想像できよう。
群れることが苦手なタイプが主流だが、業界団体のパワーがないのも、そうした個々人の集まりだからだと思われる。
資格を取得した鍼灸学校の卒業生たちは、その3〜4割ほどが個人経営の鍼灸治療院、1割ほどが病院の整形外科やリハビリ科などに就職している。
資格取得後、即独立するケースも3〜4割。
そのうち、親や親戚などが治療院の経営者という二世組が過半数。
なんの縁故も経験もなくすぐに独立する人間には、ハッタリ自信家タイプが目立つ。
ふつうは出張仕事をコツコツとこなしながら、治療院の開設資金と患者たちを集めていく。
カテゴリー:医療系資格
言語聴覚士(ST)のタイプと収入について
理学療法士(PT)が体育会系で作業療法士(OT)が文化系だとすると、言語聴覚士(ST)には「歌って踊れる系キャラ」(勝手なイメージ、見解である。)
もちろん、歌も踊りも音痴なひとも多かろうが、要は他人とのコミュニケーションに対して積極的で、それを楽しめるタイプに向いている仕事だということだ。
女性の比率が7割以上と高い。
言語聴覚士(ST)の収入は?
非常勤の具体的な契約形態はさまざまなので、その報酬額も一概には言えない。
大まかな目安としては、理学療法士(PT)のバイトの場合よりも安めが多い。
常勤のSTでも、一般的に給与水準はPTやOTよりもやや下というケースが多い。
これからどうなるかの予測は不可能なので、とりあえず金銭は二の次、といった感覚で望みたい。
カテゴリー:医療系資格
たまには休日出勤もある作業療法士(OT)
作業療法士(OT)は患者の社会復帰を目指すものでもある。
よって、退院後の自宅生活の指導のため、土日などの休日に働く必要が生じることもたまにある。
「病院外での姿を見ないと、本当の意味で患者を理解できない」
ということで、休日の仕事を嫌がる作業療法士(OT)は少ない。
福祉志望者も取得を考えてみて
作業療法士(OT)はあくまで「医療従事者」として「患者」に関わるが、実際の仕事では「福祉」に重なる部分か多い。
病院以外で働くなら職場も一緒だ。
患者だけでなく、その家族の相談も引き受ける点でも、ソーシャルワーカーと同じような立場だ。
そう考えてみると、福祉の仕事をやってみたいひとにとっても取る価値がありかも。
福祉系の資格は、とにかく就職時のパワーがない。
要取得エネルギーでは、社会福祉士も作業療法士(OT)もそんなに変わらない。
医療系資格の養成校では「福祉マインド」が学べないという意見もあるが、そうした「職業意識」は働きながら身につけるもの。
資格はしょせん「手段」であることを第一に。
カテゴリー:医療系資格
作業療法士(OT)の人はどんな人(人種)が多い?
「体育会系の理学療法士(PT)、文化系の作業療法士(OT)」。
これが定説になっている。
仕事自体が同じパターンの繰り返しというよりも、場面場面で試行錯誤する性格のものだからだろう。
同じ文化系の臨床心理士は「頭でっかちの変人ばかり」とも聞くけれども、OTの平均的キャラクターはそこまではいかない。
社会人経由がPTよりも多く、豊かな社会経験から一家言をもつ雄弁家もいる。
だが、主流はおとなしい文科系タイプである。
女性が全体の7割以上を占めていることも、少し保守的な空気の要因かもしれない。
志望動機を尋ねてみると、
「なにか援助の仕事がしたくて」「いろいろ検討したら、OTが面自そうで」
という、いまひとつ曖昧な答えが多い。
「なにをする資格なのか、よくわからないまま養成学校に入っちゃった」というケースも、若年入学者に多い。
学校に入ってから、「あわなかった」と辞めていく学生もいるので要注意だ。
たしかに「わかりづらい」仕事ではあるが、だからこそしっかりとした事前の検討は必要だ。
就職状況は基本的に売り手市場だが、理学療法士(PT)ほどの求人はない。
「これから5年先くらいまでは安心。そのあとは楽観できない」
という声が一般的。
給料や勤務時間などの待遇面は、理学療法士(PT)とほぼ同じである。
ただし、医師の理解が低いぶんだけ、理学療法士(PT)よりも不安定な立場にある。
理学療法士(PT)のオマケ程度の仕事しかしていない(させてもらえていない)、作業療法士(OT)は、いずれ給料の引き下げや年棒制の導入などのリストラ対象にならないとも限らない。
いずれにしても、就職に関しては作業療法士(OT)の専門性を生かせる職場かどうかだ。
その見極めを最優先していただきたい。
カテゴリー:医療系資格
作業療法士(OT)、理学療法士(PT)とも学校選びは大事
理学療法士・作業療法士国家試験問題解答と解説
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理学療法士(PT)にも言えることだが、私立養成学校には粗製濫造ともいえるところがある。
スカな学校を出ても資格は取れるが、実習先や就職先の紹介力に乏しい。
やはり伝統校を選ぶのが無難だ。
専任教員の比率を物差しにするのもいい。
ただ、そうした学校の入試はたいてい難しい。
「作業療法」の「作業」の種類は数限りなくある。
それらをなんでもこなせる多芸多才でないと作業療法士(OT)はダメかも、と案ずる向きもあるが心配無用。
「作業」を自ら極める必要はなく、利用できればいい。
裁縫などの手芸が必ず例にあがるのは、日本の作業療法がそこから始まったから。
今から百年程前に、裁縫を精神科治療の手段として用いたためだ。
もちろん、楽器演奏やパソコンなどの得意分野があれば現場でも生かせるので、芸が多いに越したことはない。
カテゴリー:医療系資格
理学療法士(PT)の収入は?
理学療法士・作業療法士国家試験問題解答と解説
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待遇面など、総合的に考えると納得できる
資格をとって就職してからの待遇は、「けっこういい」というところか。
給与は人事院が出している「医療職俸給表」に準拠している病院が多く、就職先によって大きく異なりはしない。
それでも、地方と首都圏の差はややあり、前者の初年度年収のボリュームゾーンが400万位に対し、後者は500万位。
さらに、同じ地方でも上下で最大100万位の格差がある。
昇給はゆっくりペースだ。
転職が頻繁な世界なので一所に一生を捧げるPTは少ないが、いくら長くいても年収1000万円未満で頭打ちという話もある。
ただ、休日がうまくとれる職場にいればの話だが、副収入も可。
適所のリハビリセンター施設などで、日当3〜4万といったバイトが、それなりに転がっいる。
スケジュールを調整し、休日ゼロでめいっぱい働いているPTには、年収1000万超えも例外的ながら存在している。
ちなみに、病院勤めのPTには残業がほとんどなく、休日出勤や当直夜勤もほほありえない。
医師や看護師の拘束時間の長さと比べたら、かなり恵まれているのである。
向学心旺盛なPTはプライベートな時間で、専門の研修や自主研究に取り組んでいる。
理学療法士(PT)の求人は引く手あまただが、
PTの求人は各養成学校にたくさん集まってくるので、就職で苦労したというケースは少ない。
「あと10年は売り手市場」というひともいる。
ただ、診療報酬の引き下げなどにより、年々その勢いは鈍化している。
病院経営全体が厳しくなってきているので、地域によってはもう「引く手あまた」とは言えないだろう。
給与面でも、今以上の待遇は期待できない。
カテゴリー:医療系資格
理学療法士(PT)の人はどんな人(人種)が多い?
理学療法士・作業療法士国家試験問題解答と解説
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一般的に接点の少ないPTという職業に、現役たちはなぜ就こうと思ったのだろうか。
代表的な志望動機は、「自分が骨折したときに興味をもって」だ。
「職をつけたくて調べていたら、たまたま目にとまり」というPTもいるが、
自分や親や友人らのリハビリ体験がきっかけになったという声が実に多い。
また、PTには学生時代に運動部に入っていたスポーツマンが非常に目立つ。
これは「体験」に重きをおくタイプが多いということだけではなく、この仕事ならではの「身体感覚」の重要性を物語っている。
逆に「スポーツ音痴がPTには向いている」という説もあるが、その場合も「身体が不自由な患者の感覚を理解するには」という前置きがついている。
いずれにしても、右脳タイプの彼らなのだ。
性格的にも「体育会系」がメインだ。
情熱派で、論より動けで、良くいえば行動的、悪くいえば物事をあまり深く考えない向きが多いとか。
この傾向は、男女ともに同じだという。
養成学校の入学前は、高校生だった者、大学生や短大生だった者、すでに社会人だった者が各々同比率。
養成学校が専門学校の場合、社会人入学が半数以上というところもある。
その場合の最終学歴はさまざまで、一流大卒出も三流大卒出も、文系も理系もごちゃまぜだ。
カテゴリー:医療系資格
病院以外の理学療法士(PT)の働き場
理学療法士・作業療法士国家試験問題解答と解説
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PTの8割以上が大病院を中心とした医療機関に勤めているが、福祉施設勤務の少数派も。
高齢者施設は需要が急拡大中だ。
ただ、発達障害関係はかなりの倍率。
大都市部の身体障害関係もわりと大変。
理学療法士(PT)になる為の費用は幾らかかる?
もっとも安いのは国公立の専門学校で、卒業までの総額が100万円以内で納まる。
次いで国公立の短大、大学。
私大や私立の専門学校はぐっと高くなって、300〜700万円程度かかってしまう。
医学部のようにべらぼうな寄付金はとられないが、他にも出費はあり。
カテゴリー:医療系資格
看護師の収入は?
超特急プログラム学習
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給料のだいたいのところ 国公立の病院で働く場合は、公務員の給与規定で決められる。
看護学校卒の1年目で年収400万円前後、10年目で600万円前後。
民間の場合は病院によってけっこう格差がある。
平均値は国公立と同じくらい。
上昇率は国公立のほうがいい。
私立の大学病院はやや低めだ。
以上は、病棟勤務の額で夜間手当てを含む。
外来だとそのぶんがなく、10〜20%ほど安くなる。
総じて、キツイ職場ではそれなりの報酬が支払われている。
女社会で生き抜くには?
ただでさえ病院は閉鎖的な空間だが、男から見ると、女の園である看護師業界は「大奥」のような世界だ。
人間関係が複雑で、それがこじれてしまっている職場も多い。
そこにポツンと異性が放りこまれた時……。
そりゃ、いろんな意味で辛い立場になりがちだが、上手に生きていくには
「すべてをネタとして受け止めること」だという。
逆セクハラの笑い話もたくさん聞いた。
笑い飛ばしてしまえば、そこはネタの宝庫なのだ。
カテゴリー:医療系資格
医師の収入は?
第96回医師国家試験復元問題解説
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ようやく適正価格化?
「金持ちになりたいから医者にした」。今でも、ケロリとそう言ってのける医学生がいる。
けれども、薬価差益問題や保険システムの危機などに対応した医療費削減政策の結果、医師のボロ儲けは過去の話となりつつある。
新人医師の7〜8割方が選択する勤務医の場合、その給与は実は80年代から上昇なしというデータもある。
若手で600〜800万円、中堅で1000万円台、雇われ院長だと2000万円が年収のボリュームゾーンだと、よくいわれている。
最近、変化してきたのはバイトの減少だ。
研修医や若手医師らは日当6万、夜勤4万が相場という他病院でのバイトに精を出していたが、これが数も額も減ってきた。
また、かつては医師不足に悩む地方が、年収数千万の甘い飴で医師を誘致するケースが多かったが、これも急減。
スタート時が高年齢なので、勤務医の生涯貸金は高給サラリーマンより下だとみるべきだろう。
平均年収が2〜3000万ともいわれる開業医となるには、当然、巨額の開業資金が必要となる。
都会で開業するには親の病院を引き継ぐ以外に、ほぼ道はない。
医師会などが「ホームドクターを持ちましょう」と盛んに宣伝しているが、親の金で医師になった私大卒のボンボンばかりが町医者になる(なれる)という構造では、質の問題があるはずである(もちろん、二流私大卒でも有能な医師がいることは認める)。
「それでも医者になりたい!」という人間はどんなタイプなのか。
受験科目が近いため、「回り道組」には国立の理科系学部卒が多いようだが、文系卒も少なくはない。
社会人の場合の前職は、エンジニアから営業マン、マスコミ関係者と多種多様。
年齢も20代後半からの再入学や編入はザラという感じで、30代、40代のチャレンジャーもけっこういる。
人間的には個性派ぞろいだ。
ハンディだらけ、リスクだらけの「回り道組」である。
しかし、医療業界で今なお、絶対的な権限を握っているのはまぎれもなく医師だ。
単なる金銭欲や名誉欲にとどまらない次元で自分を貫いてきた人間は、きっとーいい医療のリーダーになれるはず。
ことに臨床医の仕事は生身の人間相手のコミュニケーション業だ。
単なる偏差値優等生や世間知らずのボンボンではない、「世間を身体で感じてきた」タイプだからこその活躍が期待できる。
「ボロ儲けは過去の話」と書いたが、それでも他の医療系資格取得者と比べたならば、飛びぬけた待遇にあることはたしか。
また、医療行為のほとんどは医師にしか許されておらず、その業務独占ぶりは過剰かもしれない。
他の資格で開業権のあるもの、保険を使えるものはほとんどなく、そららの点でも医療制度改革が必要だ。
これから医師になろうという卵たちには、少なくともそうした権力者としての自覚を求めたい。
カテゴリー:医療系資格
医師の資格と仕事内容
第96回医師国家試験復元問題解説
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医療界の最高峰の資格
試験概要
受験資格
医学部卒業者など
試験日
3月中旬
試験科目
内科、外科など12科目
試験傾向
広範囲暗記型
合格率
80%台
医師になるには
医学部以外の大学生や社会人が、仕切りなおして医師になろうと志す。そんなケースが増えている。
「なんて無謀な、大胆な」と思われよう。
が、入学者の2〜3割が非ストレート組という医学部もある。
学士編入制度の導入校の増加や、長引く不況で一流企業神話が崩壊したためかもしれない。が、それらとは関係なく、「金儲け以外のやりがいがほしい」という層が増えている気もする。
ここではそんな「回り道組」にとっての医師資格の取得に話を絞りたい。
あらためて覚悟しておくべきポイントを確認しておこう。
医師になるには国家試験の合格が必要である。
国試自体はさほど難しくないが、その受験資格を得るには医学部卒が絶対条件だ。
外国の医学部の卒業者に受験資格を許可する場合もあるが、この方法で医師になったケースはほとんど実在しない(厚生省による許可の基準も非公表)。
よって、この資格取得にはどうしても医学部試験、および医学部編入試験が不可避となる。
「回り道組」にとって、やはりこの大学受験はしんどい。
私大医学部になら中偏差値クラスもあるものの、学費がとんでもなく高いため、ターゲットは国公立になる。
ご存知の通り、その入試偏差値がやたらに高い。
編入試験も数十倍といった競争率である。
ティーンエイジャーたちと肩を並べて、予備校に通いきれるか。
あの「意味のない」丸暗記作業をもう一度やり直すことができるか。
ほとんどの「回り道組」たちは仕事やバイトをしながらとなるはず。
その勝算を冷静に検討してから始めたほうがよい。
また、どうにか医学部にもぐりこめたとしても、そのあとが楽ではない。
再入試で入学した場合、卒業まで最短で6年かかる。
卒後にふつうは2年間の研修期間がある。
受験に2年間要したとして、トータル10年。この間はほとんど無給状態になってしまう。
医師の国家試験の難易度は?
国試の難易度は「ひとの命を預かるならそれくらい受かってくれよ」という程度。
それでも何度も落ちる医学部生がいるため、受験回数制限を設ける案が浮上している。当然だ。
大学入試難易度は予備校資料を参照されたい。あらゆる面で有利な旧帝大や千葉大などの国立と、私大の慶応の偏差値はみんな70以上。
地方のマイナー国立医学部には比較的易しいところもあるが、地元以外の就職面ではかなり不利。
「回り道組」の場合、独学で一度失敗し、予備校に通って二度目で受かるというのが、合格者のパターン。
高校生らと机を並べる精神的苦痛から、受験会場や予備校で知り合った同志たちとグループ学習するひとも多い。
働きながら5年以上粘るひともいるが、長びくとその大半が挫折していく。
入試に面接があるところでは、年によって「回り道組」にマイナスのハンディをつけている(らしい)場合もあるので注意。
最新裏情報の入手にはネットが使えるが、正式な情報は大学に直接問い合わせよう。
学士編入の老舗は、75年から取り入れている阪大。
他の国公立も90年代末から続々制度化している。が、実際の枠がゼロという大学も多いので注意。
カテゴリー:医療系資格
医療系の仕事、専門医療資格のニーズについて
好きな仕事実現シリーズ
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風邪や腹痛程度では、病院に出かけても医者や看護士くらいにしか出会わない。
しかし、もう少しややこしい病気にかかれば、医療職にもいろいろな専門有資格者たちがいることを知る。
ここで取りあげたのも一部にすぎない。
医療が高度に、複雑になっていくにつれ、専門家たちのニーズも高まっていく。
専門医療資格の志望者は増えている。
それはニーズを踏まえた養成学校の定員増から発する部分が大きいのだけれども、「なりたい」ひとが増えていることもまた事実だ。
医師以外の資格を取っても、そんなに儲からないことはみんな知っている。
「お金儲けでは得られない仕事の手ごたえがほしかった」と、たいていの志望者たちは言う。
お金儲け以前の職探しの大変さ、医療保険を含めた制度上の権限の少なさ、医療界でもまだまだな認知度の低さと仕事のやりにくさ……など、一歩踏み出してからの「現実」については、いずれ後の機会に説明を譲るとする。
ネガティブな話がどうしても多くなっているが、「それでも後悔はしていない」という有資格者の多さも感じ取ってほしい。
カテゴリー:医療系資格
臨床心理士の資格と仕事内容
専門問題は分野別に収録。語学問題は出題傾向別に収録。
指定大学院入試の頻出問題を一挙掲載。
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試験概要
受験資格
心理学専攻の指定大学院修士課程の修了者など
試験日
10月〜11月
試験科目
1次 → 臨床心理査定、臨床心理面接などに関する筆記試験、小論文
2次 → 面接
合格率
70%前後
注意事項
大学院指定制度が導入されたばかり。その大学院にも1種と2種があり、1種修了ならば即受験が可能。
2種ならプラス1年の実務経験が必要。大学院名などの評際は協会の公式サイトなどで確認のこと
臨床心理士の資格試験の難易度は?
受験勉強は当然必要だが、それ以前に大学院や実習先でのトレーニングの厳しさが指摘される。
資格取得後も5年ごとに更新が必要なため、生涯勉強し続ける覚悟が必要。
臨床心理士の国家資格化はどうなのか?
臨床心理士が関与できる領域は非常に広いため、現在のタテ割り行政のなかではどうしても位置づけがあいまいになりやすい。
公的資格化をステップに国家資格化へ、という話はあるものの、各省庁の思惑が複雑に働いて実現が遅れている。
心理学好きな高校生に一言
当然のことながら、心理学の大学院進学者には、同じ大学の心理学の学部卒業生が多い。
高校生で「どうしても臨床心理士になりたい」ならば、大学院の伝統もある心理学科を選ぶこと。
また、心理学科を文系学部として扱われている場合が多いが、講義についていくには高卒レベルの数学知識が必須。
実験もたくさんあり、実情は理系に近いので勘違いしないように。
臨床心理士の仕事
「こころの時代」だという。
10年以上前からそう言われている気もするが、たしかに大学の心理学科はいつでも人気で、入試倍率も高値安定だ。
書店の心理学コーナーも新刊本の山だ。そんな世間の空気から、実社会にも「カウンセラー」「サイコセスト」「心理相談員」などの職業人がたくさんいるように感じてしまう。
最初に釘を刺しておく。
どんなに人気でも、「心理学」で食えているのは心理学者と、ごく一部の臨床心理士だけだ。
われわれがテレビや書物を通じて接している「こころの先生」のほとんどは精神科医。医学部を出た医者だ。
さて、臨床心理士は国家資格ではないが、文部科学省認可の日本臨床心理士協会審査の合格者だけが名乗れる資格である。
「こころの専門家」のトップ資格ともいえる。
取得するにもなかなか骨が折れる難関資格である。
ところが、ある臨床心理士がいみじくもこう語る。
「臨床心理士自体はいまだ社会の中で確固たる地位づけを得ておらず、それを取った自分自身の将来も極めて不透明です。
でも逆説的に言えば、そうした不透明さをものともせずに突き進んでいく姿勢こそ、臨床心理士のスタート地点です。そう解釈すべきだと恩うんです」
日本の精神医療は明治以来、精神科医絶対優位の体制が続いてきており、心理学的な治療の進歩は欧米に比べて30年遅れていると言われている。
臨床心理士資格が日本にできたのは1988年だ。誕生して約15年の年月が経ったが、社会的地位の獲得は遅々として進んでいない。
一番の原因は、カウンセリングには医療保険が書かない、という診療報酬制度にあるのだろう。
これが改革される予定は今のところない。同時に、日本人は目に見えない形の診療に金を払いたがらない、という国民性の問題も大きいだろう。こちらの改革も医療保険の件より難しい。
臨床心理士の仕事は大きく四つに分類できる。
第一に、「心理査定」と呼ばれるいわゆる心理テストの実施とその分析。
第二に、「心理面接」と呼ばれる来談者相手のカウンセリング。
そして、たとえば、神大震災のような突発的事故が起きたときに、現場へ駆けつけ被災者の心理的援助をするといった「臨床心理的地域援助」と、
論文を書き、学会で発表する「臨床心理的研究」だ。
前二者の「心理査定」と「心理面接」が仕事のメインになるわけだが、当然のことながら、クライアントの問題解決で結果を出せるようになるには、長くて厳しい修業時代が必要である。
師事できる医師や心理士を探し出し、多くの臨床経験を積める職場を見つけ、さんざん失敗や試行錯誤を重ねながら一人前になっていく仕事である。
薬を処方してハイおしまい、という精神科医は多い。
ひとりの患者に長い時間を割けない医者とはまた別の役割が、臨床心理士にはあるはずだ。
カウンセリング有害無益論も根強いなか、そう信じて歩んでいくしかない。
現状ではよくいって発展途上、悪くいえば構造的伸び悩み資格である。
心理学好きの大学生や社会人にも、心理学科志望の高校生にも、「安易に考えるな!」とも、一度強調しておく。
カテゴリー:医療系資格
理学療法士(PT)の資格と仕事内容
理学療法士・作業療法士国家試験問題
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やりがいがあって就職口も多い、まだ「お買い得」な
リハビリ系資格
試験概要
受験資格
国が指定した養成学校で3年以上必要な知識技能を修得した者など。
試験日
3月上〜中旬
試験科目
解剖学、生理学などの一般問題と、運動学、理学療法などの実地問題
試験傾向
広範囲詰め込み暗記型
合格率
90%台
理学療法士(PT)の資格試験の難易度は?
国家試験はそれなりの勉強を要す。
それでも合格率が非常に高いのは、養成学校の卒業試験でふるいがかかっているのと、その前にも出来ない学生は留年や退学をしているから。
特に新設まもない専門学校の場合、順当に卒業していく学生が半分という年も珍しくないとか。
PT養成学校には、4年制国公立大、4年制私立大、3年制国公立短大、3年制国公立専門学校、3年制私立専門学校などがある。
入試難易度は、おおよそ右の順に高 → 低。高い学校は中堅国立大の理系学部なみ(偏差値60といった感じ)。数学や物理などの理系科目重視の入試も多い。
予備校に通う受験生も増えてきている。社会人入試制度もあるが、倍率がぐっと高くなっている。
養成学校の授業カリキュラムはかなり密だ。出席に厳しく、小テストも頻繁。
3年制や夜間の場合は余計に大変だ。授業自体は単調で退屈なものがほとんどとの声。
理学療法士(PT)の仕事
「理学療法士」の知名度はまだ低いが、
「足の悪い人の歩行訓練を指導している、医者じゃないけど白衣を着た〜」
と聞けばピンとくるひとも多いだろう。
英語では「フィジカル・セラピスト」、医療業界では略して「PT」と呼ばれている。すでに全国で2万人以上が活躍中の国家資格だ。
PTの仕事は、身体になんらかの障害をもつ患者の動作能力を回復させる医療行為である。
身体的障害は多種多様だ。骨折など整形外科的なものと脳卒中などによる脳神経外科的なものが特に多いが、それら以外にも発達障害関係、老人関係など対象域は広い。
PTはそうした患者らの歩く、座る、食べるといった、ごく基本的な身体機能回復を目指す。
その方法として、腕の曲げ伸ばしなどの運動療法、温熱や電気刺激などの物理療法、服の着替えや入浴などを模擬訓練する日常生活活動といった手法を用いている。
言葉で説明してもなかなかイメージしにくいが、ようするに彼らはリハビリテーションの専門家なのだ。
上記のような三つの手法もまだ発展途上にあり、活躍できる領域も開拓途上にある。
3年制ないし4年制の養成学校を出さえすれば、就職先もそれなりに豊富だ。
成果がわりとはっきり現れる医療だから、患者からも感謝され、やりがいは十分。
ただし、PTにはいわゆる独立開業権がない。あくまで「医師の指導のもとに」仕事を遂行する。
いわばPTの患者の担当医が、絶対的権限を握る上司になるわけだ。
ところが、この上司は本来ならリハビリ医学に通じたリハ医であるべきところ、そのリハ医自体がとっても少ない。
一部の大病院を除いて、彼らの指導者のほとんどは他科専門の医師なのである。
「PTの仕事の理解が低い医者が多くて……」
というセリフは、彼らの愚痴のステレオパターンになっている。
女性PTもバリバリ働いている
やりがいは大きいが、労働環境がもう一歩未成熟。
この点での最近の傾向に、入院患者の早期退院重視という問題もある。
効率的な病院経営の観点から、リハビリ期が塵肺傾同にあるのだ。
PTにとっては、「本当はもう少し丁寧に診たかったのに、仕方なく途中で終わってしまって」という不満原因になっている。
逆に、ワンパターンな作業の連続だけで良しとする、サラリーマン的PTも少なくないという。
よく「PTは力仕事だから、女には無理」というひとがいるが、これは間違いだ。
運動療法などで患者の身体を支える必要があり、腰痛に悩むPTも多いが、現に全体の半数近くは女性である。
20代前半では男よりも女のほうの比率が上。
それこそ身体の使い方のプロになるのだから、この間題は努力次第でどうにでもなるだろう。
医師との関係の問題も、結局はPT自身がより好ましい労働環境作りに励むべLという話だ。
現状に甘んじない姿勢さえあれば、なかなか魅力的な資格職なのである。
病院内のリハビリ科の覇権はPTにある場合が多いのだから、なおさらである。
カテゴリー:医療系資格
柔道整復師の資格と仕事内容
接骨院、整骨院、ほねつぎ…。スポーツ少年からお年寄りまで、いろんな名前で親しまれている「柔道整復師」。
保険治療が行える国家資格として、只今人気急上昇。
その人気の秘密と資格取得方法をわかりやすく紹介する。
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試験概要
受験資格
養成学校の卒業者
試験日
3月上旬
試験科目
整形外科学、ジュ宇津整復理論および関係法規など
試験傾向
広範囲丸暗記型、筆記試験のみ
合格率
80%台
柔道整復師の資格試験の難易度は?
資格試験よりも養成校の入試突破のほうが難しいのは鍼灸師と同じ。
いや、鍼灸師の場合よりも養成校のコネ入学が多いから、まっとうな受験では数十倍の倍率を覚悟しておいたほうがいい。
ただ、説明したように養成校は急増中。新設校なら壁も低いだろう。
3年制の専門学校の学費総額は3〜600万円。平均的には鍼灸師よりも高めの学校が多い。
柔道整復師の仕事
「柔道整復師」が初耳でも、「接骨医」「整骨医」「はねつぎの先生」と言い換えれば知らぬほうが稀だろう。
柔道整復術は日本古来の柔術を基本に、中国医学や近代医学をミックスした医療技術である。
打撲、捻挫、肉離れ、脱臼、骨折などの外傷を、主に素手で整復する手技。柔整師はその専門家であり、柔整資格は医者以外に同様の治療行為を許さない業務独占資格である。
この資格は知るひとぞ知る「オイシイ医療資格」だった。
なんといっても、健康保険が扱えるからである。鍼灸師とは違い、医師の同意書を必要としない。
地域医療機関として古くから機能していたこともあり、かつてはとにかく儲かる職業であった。
が、近年、その様子が変わった。
すでに都市部では供給過剰気味。加えて、2000年に大きな転換点が来た。
以前は柔整師養成学校の募集人数には全国で1000人程度という枠があったのだが、それが裁判で違法とされ、同年から人数倍増となったのである。もうすぐ3000人程度まで増えるといわれている。
この裁判のおかげで、接骨院数も増加し、「オイシイ」どころか経営が成り立たないケースも出てきた。
また、保険財政の悪化のしわ寄せで、柔整師の仕事の単価も引き下げ方向となった。
さらに、これまでは整形外科医から紹介された患者を診るという場合が少なくなかったのだが、開業医のほうの経営も難しくなってきたため紹介数も減。
患者側にも「レントゲンが撮れない接骨院より整形外科で」という傾向が強くなってきている。
こうなってしまったのには粗雑な医療行政の問題だけでなく、柔整師側の問題もある。
保険が扱えるという権限を悪用し、不正請求で不当に潤っていた一部の柔整師たちが少なからずいたのである。
そして養成学校さえ出ればすぐに独立可能、開業資金の早期回収も可能なことから、修業期間なしの柔整師も多すぎた。
特に後者は論外な話で、骨折患者の整復もできない開業柔整師が、今でもけっこういるという。貯めてきたツケの結果、である。
まだ、それでも「オイシイ」イメージで養成学校に入ってくる人間はいる。
高校や大学で柔道一筋だった者、警察官、接骨院経営者の二世といったあたりが、代表的な資格取得者層だ。
保険の件で、鍼灸師がW資格取りすることも多い。最近は脱サラ組も増えている。
いずれイメージも変わろうが、資格取得後は、修業のために整形外科か大きな接骨院に就職することをお勧めする。
整形外科での給料は月収20万円台前半、接骨院では徒弟制度感覚のところが多く、10万円台が大半だ。
開業柔整師の収入は下降している。
年収500万円以下は少なく、1000万円超も珍しくはないようだが、整形医を雇えるほど羽振りのいい接骨院経営者はめったにいないだろう(かつてはいたのだ!)。
業界の体質はまだまだ問題ありで、閉鎖的。本気でこの資格の「技」に興味をひかれる者が、体質改善していくしかない。
柔整師の保険適用について
柔整師が保険扱いで患者を診る場合、医師の同意書は必要ないか、医師の同意は必要とされている。
緊急処置以外はその旨を施術録に記さねばならないが、実際はそれが厳しくチェックされるわけでもなく、同意云々関係なしにほとんどの施術を保険適用としている。
この甘い慣習は、明治時代に職を失った元武士(柔道家)たちのきゅう救済的職業だった、という歴史の延長らしい。
カテゴリー:医療系資格
産業カウンセラーの資格と仕事内容
試験概要
受験資格
この資格には初級、中級、上級の3段階がある。
その入り口となる初級受験資格は、大学で心理学を専攻した者、4年以上の実務経験者、境界指定の養成講座(7ヶ月)の修了者
試験日
1次 → 11月
2次 → 12月
試験科目
1次 → 筆記、小論文
2次 → 面接
試験傾向
専門知識と専門家としての素質を試すもの
合格率
60%台
産業カウンセラーの資格試験の難易度は?
協会指定の養成講座受講者は、その復習をし、小論文対策を立てれば十分に対応可能。
産業カウンセラーのほとんどは初級取得者。中級や上級は産業カウンセリング界内でのバクづけや、指導者向けのものなので、考えなくてよい。
産業カウンセラーの仕事
こころの専門家である「カウンセラー」の頭に、やや不似合いな「産業」の二文字。臨床心理士の次に知られている心理学系資格だが、こちらもまた……。
産業カウンセラーが取り組む相手は、働く人々に生じた職場生活のさまざまな悩みである。
これについて心理学的な手法によって相談を行い、解決へ向けた援助を行なっていく。
従業員の精神的な安定は、会社側も望むものである。
大企業の一部には、従業員向けの健康管理室やカウンセリングルームが設けられている。
本来、産業カウンセラーの職場として期待されるのはそうした場所だといえる。
だが、この資格の志望者はシビアに検討してほしい。
たとえば、東証一部上場といった大企業の中でも、産業カウンセラーをわざわざ雇うほど従業員のメンタルヘルスに注視しているところは少ない。
現実的には産業社会における産業カウンセラーの働き口はほとんどない。
従業員のメンタルヘルスの重要性を認識し、社外に相談室を設けたり、契約制でカウンセラーを外注する企業も増えてはきている。
ここにも若干だが、産業カウンセラーの雇用が生まれはじめてはいる。
あるいは、採用試験や社員教育プログラムを作る際に、この資格取得者をコンサルタントとして使う場合もある。
それでもやはり、この資格のみで「食えている」のは例外的存在なのだ。
職域が近く、「想像以上に食うのが大変な」臨床心理士と比較してみても、産業カウンセラーの状況はより厳しい。
あちらが大学院で心理学を学んでなければ受験資格が与えられないのに対し、こちらは非常に広い門戸を開いている。
おかげでさまざまな人生経験の持ち主たちがこの資格を取得している。
ただ純粋に心理学を学んできましたという臨床心理士よりも、ナマの人間社会の表も裏をも身をもって学んできたぞという産業カウンセラーのほうが、こころの相談者には向いているとも言えるのだが。
産業カウンセラーの人種
受験者の7、8割は協会の養成講座経由で受験している。
会社に入ってから必要性を感じて取る人が多いため、平均年齢層はかなり高めだ。
人間修業の場、異業種交流の場としての意味もある。
カテゴリー:医療系資格
作業療法士(OT)の資格と仕事内容
理学療法士・作業療法士国家試験問題
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取得者の明確なプロ意識が求められている。
女性人気のリハビリ資格
試験概要
受験資格
国が指定した養成学校で3年以上、必要な知識技能を修得した者など
試験日
3月上旬
試験科目
解剖学、生理学などの一般問題と、運動学、作業療法などの実地問題
合格率
90%台
作業療法士(OT)の資格試験の難易度は?
国試の難易度や養成校の授業カリキュラム、学費はPTとほぼ同じ。そちらを姦州のこと。
養成校の数はPTよりもやや少ない。両資格の養成過程を併設している学校が多いが、PTのみの学校はあっても逆はない。
どちらも1964年の「理学療法士および作業療法士に関する法律」施行からスタートしたが、医療業界での需要の伸びが遣ったからだろう。
資格取得者数も2〜3割少ない。
養成学校の入試は、PTが物理や数学などの理系科目を重視しているのに対し、OTは「いちおう理系科目もある」程度が一般的だ。
また、いわゆる入試偏差値も一段下。「入りやすいから、OTにした」というケースが多い。
そんな動機だと、入学してから大変なのだが。
作業療法士(OT)の仕事
英語では「オキュペイショナル・セラピスト」、通称「OT」。
理学療法士(PT)の「フィジカル=物理的な、身体的な」
と比べて、「オキュペイショナル=作業の、職業の」のほうは意味がわかりづらい。
この「わかりづらさ」は作業療法士(OT)という職業のネックであり、可能性でもある。
リハビリ資格の代表である両資格を比較しながら、説明を進めよう。
理学療法士(PT)の医療目的は、「身障者の基本的な動作能力を回復させること」である。
対して、作業療法士(OT)のそれは、「身障者と精神障害者の応用動作能力と社会的適応能力を回復させること」とされている。
その方法としてPTは運動療法や物理療法を、作業療法士(OT)は創作的活動やリクリエーションや生活活動などを用いている。
作業療法士(OT)の仕事のほうがイメージしにくいのだが、「創作活動やリクリエーション」でよく用いられるのは、手芸や工作、絵画や音楽、将棋やゲートボールなどで、「生活活動」は食事や着替えや排泄や入浴といった日常動作のことである。
そうしたもろもろの方法でリハビリを指導、援助するのだ。
つまり作業療法士(OT)の役割は、理学療法士(PT)のリハビリでひとまず身体が動くようになった患者に、次の段階の「社会復帰するための訓練」をさせることだと言えよう。
もしくは、もとから物理的な基本動作に障害はないが、精神面や社会性において壁のある患者を担当する、リハビリの専門家とも規定できよう。
だが、ここで注釈がつく。
上の説明は理想であって、現実は違う場合も多いことである。
実際にそうした本来の専門域で活躍している作業療法士(OT)も多いのだが、そこまでの専門性を要求されず、自分の仕事の意義を見失っている作業療法士(OT)も少なくないのだ。
特に総合病院のリハビリ科などでは、単なるPTの補助役に甘んじている作業療法士(OT)が目立つ。
あるいは理学療法士(PT)と同じような運動療法ばかりやっている作業療法士(OT)がけっこういる。
作業療法士(OT)にしかできないことを掘り起こそう
理学療法士(PT)の仕事を理解する医師が少ない。
より専門性が「わかりづらい」OTでは、この問題がさらに大きくなってしまう。
総指揮官である医師の理解が低いと、どうしても「わかりやすい」理学療法士(PT)優先のリハビリ体制になる。
作業療法士(OT)はそのオマケ的な扱いをされがちなのである。
また、「理学療法士(PT)は成果がわりとはっきり現れる医療」なので、第三者でもその必要性を見出しやすいのだが、作業療法士(OT)の仕事の成果はなかなか現れない。
やっていることも素人目には単なるお遊びのように映るから、専門性をアピールしにくいのである。
作業療法士(OT)がリハビリ部門のリーダーとして働ける職場は精神科だ。
「身体は動くが思うようには動かせない」患者に対しては、応用篇のリハビリが有効だからである。
日本の作業療法は精神治療療法として始まったという経緯も、精神科OTの立場を有利にさせている。
老人福祉領域でも期待は集まっている。
治癒は難しいが、生活に刺激を与えて現状維持を目指したい痴呆症などに、作業療法は使えるからだ。
一般病院ではやりたいことができないからと、福祉施設の立ち上げからかかわるOTも多い。
医療系の中では、もっとも福祉色が強い資格でもある。
上記以外の身障者に対しでも、有効な作業療法はいろいろある。
独自の療法を生み出す余地も残っているから、開拓精神旺盛なタイプには面白い資格だろう。
ただし、やりたいことをやりたいように実践するには、専門バカでは適用しない。
経常コスト意識も含めた現実的な提案姿勢が不可欠だ。
一般病院では特にそうだということを、志望者は心得ておいたほうがいい。
カテゴリー:医療系資格
言語聴覚士(ST)の資格と試験内容
言語聴覚士国家試験過去問題3年間の解答と解説
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試験概要
受験資格
国が指定した養成学校で3年以上学んだ者など
試験日
3月下旬
試験科目
基礎医学、聴覚医学など12科目
試験傾向
広範囲詰め込み暗記型
合格率
40〜50%
言語聴覚士(ST)の資格試験の難易度は?
国試は医学のみならず福祉や教育分野からも出題される。それなりにハードな受験勉強が必要。
養成学校選びは、とにもかくにも就職実績データを重視のこと。
国立のリハビリ専門学校や私立の一部大学くらいしか、まともな実績はないので、現役STが開いているネット上のHPで真撃に質問すれば、具体的な答えをもらえるはず。
質問する前に、直接学校に問い合わせておくことも忘れずに。
言語聴覚士(ST)の仕事
リハビリ関係の中でも最も耳慣れない言語聴覚士(「スピーチ・セラピスト」=「ST」。「言語療法士」と呼ばれることも)。
それもそのはず、法律で国家資格とされたのは、ついこの間の1997年のことだ。
それ以前にも同じ領域に関わる民間資格がいくつかあったのだが、ようやく一本化されたのである。PTやOTに30年近くも遅れての国家資格化だった。
STが対象にする医療を一言でいえば、「言語コミュニケーションのリハビリ」である。
言語や聴覚に障害を持つ人たちに対し、検査と訓練を行い、機能回復、障害媛和の手助けをする。具体的な患者には失語症者、難聴者、言語発達障害児などがあげられる。
また、言語コミュニケーションは高度な精神的営みでもあるから、患者に対する心のサポートも重要な仕事のひとつだ。
さらに、言語障害者はものを食べることの障害を同時にもつ場合が多いため、医学用語でいうところの接触瞭下障害の治療にもかかわる。
この資格取得者の職場は、大学病院や一般の総合病院の施設内になる。
それらのリハビリテーション科に設けられている言語訓練室や、脳神経外科、耳鼻咽喉科などで働く。
あるいは、リハビリ専門病院やリハビリセンターといった医療施設、医療と福祉が連携する老人保健施設などからの求人もある。
承知しておかねばならないのは、これらの職場の多くが非常勤としてSTを雇っていることだ。
求人数もけっして豊富とは言えない。
日本の医療、福祉ではこの分野の取り組みが遅れているのである。
援助を必要とする人数に対する専門家の数が圧倒的に足りないのに、STを積極的に雇おうという医師の数が少なすぎる。
このような状況になってしまっているのは、やはりSTの国家資格化が遅れたせいだろう。
同じリハビリ職のPT、OTと保険診療点数は変わらなくなったものの、こちらはまだまだ買い手市場だ。
なにぶんにも医師の理解が低すぎ、一般的な知名度もゼロに近いため、医療機関からも「必要な人材」と見なされていないのである。
当分の一間は、資格を得でも常勤就職できるのは幸福な一振りだけ、その他のSTたちは不安定な生活を強いられると考えるべきだろう。
だが、将来的には、少なくとも潜在的ニーズは拡大する。
その一大領域は老人医療。
脳血管障害の影響などで言語機能障害を残す老人たちが、確実に増えてきているのである。
病院の経営環境が厳しさを深め、高齢の「お客様」サービスの充実により自覚的になってくれば、STの働き口も増えていくかも。
数は少ないながら、地域密着型でクリニックを自力開業したSTも現れている(医師以外で開業権を獲得した珍しい資格)。
充実した支援体制を求める患者団体などと連携し、道を開いていく元気なSTが期待される。
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きゅう師・あん摩マッサージ師・指圧師の資格と仕事内容
よく出題される問題がすぐわかる。どのような「ひっかけ問題」が出題されたかも知ることができる。
○×式よりも実力度がわかる。
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試験概要
受験資格
文部省認定の養成学校で3年以上学んだ者、など
試験日
2月下旬
試験科目
医療概論、東洋医学概論など12科目と、はり理論、きゅう理論、あん摩マッサージ指圧理論のどれか一つ
試験傾向
広範囲丸暗記型、筆記試験のみ
合格率
80%前後
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の資格試験の難易度は?
試験は難しくない。試験の数ヶ月前からの集中的丸暗記で対処。
養成学校の入試は、中堅私大以上に難しいところもある。コネ入学者がたくさんいる学校も多く、正規試験突破ルートだと難関大クラスという場合も。
しかし、最近は新設校がずいぶん増えた。中には無試験状態の学校もある。
むろん、入るのが楽なぶんだけ教育内容の信頼性は落ちる。
養成学校の入試科目は学校ごとにバラバラだ。国数英社理と盛りだくさんなところ、一般常識と小論文だけといったところまで。
面接は全学校で課されている。
学費は3年制の専門学校で、卒業までに3〜600万円かかる。大学は京都の明治鍼灸大学がひとつだけあるが、4年間で1000万円以上。短大の学費も専門学校よりも割高だ。
働きながら夜間コースに通うことも可能だが、ある程度まとまった軍資金は用意したい。
資格は3セットで!
法的には「はり師」「きゅう師」「あん摩マッサージ師圧師」は各々独立した資格だ。
もっと細かくいえば、「あん摩」は中国医学を、「マッサージ」はヨーロッパの伝統医学を源とし、「指圧」はアメリカの整体法と日本独自の民間療法をブレンドしたもの。
実はまったく別々の成り立ちのものを、「手や指で施術することでは一緒だから」という共通性だけでまとめてしまった資格なのだ。
ただ実際は、「はり師」と「きゅう師」をセットで取得するのが当たり前で、「あん摩」もたいていの人が同時取得している。
資格がいくつでも養成学校での必要単位は数単位しか違わない。
先々の「ツブシ」のことを考えて、三つ取得を前提とすること。
だが、学校によっては「あん摩」のコースがないところもあるので要注意である。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の仕事
「はり師」「きゆう師」「あん摩マッサージ指圧師」はそれぞれ別個の資格なのだが、同時取得する人がほとんどなので、ここではまとめて「鍼灸師」としておく。
原則的に無資格者がその施術をすることができない独占業務資格で、治療院の開業権も有する国家資格だ。社会的な認知度も高い。
けれども、もし読者が
「医者になるのは大変だから」「組織の外で自由に働きたいから」
といった理由だけで志望するならば、いつか挫折感を味わうことになると思う。
それは第一に「鍼灸の学問体系と有効性がいまだ不確定だから」で、
第二に「医師に比べ法的制限が巌しいから」である。
鍼灸の歴史は近代医学よりもはるかに長い。
飛鳥時代に仏教と一緒に大陸からやってきた伝統医術だ。
その後の長い変遷史を経て、日本独自のスタイルを形作っている。
ひとつの学問体系に収束することなく、考え方や方法論が分化、複雑化してきたともいえる。
鍼灸師を志し、鍼灸学校に進学した学生たちは、まずこの医術の「とりとめのなさ」に戸惑うことだろう。
先輩鍼灸師である学校の先生たちの話も、先生ごとに論が180度違っていたりする。
同じ患者の同じ訴えに対しても、施術者ごとの見立てがまちまちだったりする。
国家試験で鍼灸の専門問題の数が妙に少ないのも当然かもしれない。
業界内で統一見解が出せないポイントがあまりにも多すぎ、ごく基本的な専門知識の確認しか試験問題にできないのだ。
資格を取得し、どこかの治療院に就職をする際にも迷うことだろう。
百人百派とさえ言える師匠選びは、真面目に検討するほど難しい。
また、開業鍼灸師の少なからずが「治せない鍼灸師」かもしれないという事実に直面もする。
患者が群がり懐具合も豊かそうな鍼灸師が、実は単なるハッタリ上手だったりとか、鍼灸で「治った」という例のほとんどが単なるプラシーボ効果だ、という説に納得してしまったりとか……。
そもそも伝統医術系の代替医療のほとんどは、効果のほどが実証しにくい思考法の上にある。
鍼灸師は施術経験を重ねながら、「自分のやり方はこうだ」という確信を各自が模索していかねばならない。
とりあえず基本的な治療マニュアルが共有されている近代医学とは、そこがまったく異なるのだ。
だから、「医師になるのは大変だから」という動機は歓迎できないのだ。
第二の「法的制限」についても知っておこう。
医師に許され鍼灸師に許されざる行為は、診断(病名をつけること)、レントゲンや血圧計などの診察道具の使用、骨折などの運動器の損傷の治療、出血をともなう溶血などの施術法、といろいろある。
意外にできないことが多いのである。
対して医師は訓練、経験がゼロでも、鍼灸あん摩マッサージ師圧の施術をすることができる。
経済的効率の悪いそれらにわざわざ手を出す医師は稀だが、それにしても納得しがたい権限の格差である。
カテゴリー:医療系資格
カイロプラクターの資格と仕事内容
プロとしての手技と心得
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団体の数だけ種類がある。
インチキ施術師も多い、法の外の資格
試験概要
受験資格
養成校によるが、一般的には高卒以上
試験日
養成校による
試験科目
講義は解剖学、神経学、カイロ実技など
試験傾向
養成校による
合格率
養成校によるが、一般的には修了=合格
注意点
カイロプラクターは多種多様な民間資格の総称なので、取得方法も千差万別。
たいていは養成校を卒業するだけで有資格者とみなされる。
カイロプラクターの資格試験の難易度は?
どこぞのお師匠さんの個人的な弟子になって、という方法もあるが、普通は養成学校で訓練を受ける。
カイロや整体の学校は私塾のような形で各地にある(学校法人ばかりではない)。
コースは半年〜3年制までいろいろ。学費もいろいろだが、1年間で100万円以上かかるところも多い。
まともな学校の見分け方は難しいが、次のようなポイントには注意しよう。
・一通りの技術の習得には時間がかかる。2年間以上のコースを当然としたい。
・卒業生で開業者数の多い学校を選ぶ。
・学長の華麗なる経歴を妙にアピールする学校は避ける。
・「オイシイ」フレーズの多い案内パンフの学校は避ける。
カイロプラクターの仕事
町中のあちこちで見かける「カイロプラクティック」の看板。
施術院によっては、「整体」や「東洋療術」といった名称を使っているが、おおよそは同じような民間療法を行なっているはず。
医師の信頼の失墜、健康問題への関心の高まり、高齢化にともなう根治しにくい慢性病患者の増加といった社会的背景もあり、カイロ関係の施術院は増えている。
正確な数の把握は不可能だが、国家資格の鍼灸院数をはるかに上まわる乱立地域もあるだろう。
「カイロプラクティック」は、ギリシア語で「手の技術」を意味する。
背骨や骨盤のズレを素手で正常な位置に戻し、神経系統の機能を改善させようという民間療法だ。
19世紀末にカナダ出身の電磁治療家が体系づけた。アメリカ、カナダ、スイスなどの欧米諸国では正式な医療法として法制化もされ、そうした国のカイロプラククーはそれなりの社会的地位も保証されている。
だが、日本においてはあくまでも法的枠外の民間療法にすぎない。
「人の健康に害を及ぼす恐れのない療術行為は、禁止の対象にならない」
という判例があるから、営業を許されているだけの存在だ。
近い将来の法制化をチラつかせるようなカイロプラククーやその養成校関係者もいるが、現実的な可能性はないに等しい。
「資格」も各カイロ団体が独自に定めているものだ。
理屈では資格なし、養成校での訓練経験なしでも開業できる。
カイロ師の収入は?
「カイロ師の年収平均は1千万以上」などという資格本の記述はウソ。
まともな開業スタイルなら、「食うに困らない程度」がせいぜいだ。
施術院勤務する場合も薄給が普通。
下手にペイのいいところは、何がしかおかしな商売をやっていると思え。
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