理学療法士(PT)の資格と仕事内容
理学療法士・作業療法士国家試験問題
レビューを見る
やりがいがあって就職口も多い、まだ「お買い得」な
リハビリ系資格
試験概要
受験資格
国が指定した養成学校で3年以上必要な知識技能を修得した者など。
試験日
3月上〜中旬
試験科目
解剖学、生理学などの一般問題と、運動学、理学療法などの実地問題
試験傾向
広範囲詰め込み暗記型
合格率
90%台
理学療法士(PT)の資格試験の難易度は?
国家試験はそれなりの勉強を要す。
それでも合格率が非常に高いのは、養成学校の卒業試験でふるいがかかっているのと、その前にも出来ない学生は留年や退学をしているから。
特に新設まもない専門学校の場合、順当に卒業していく学生が半分という年も珍しくないとか。
PT養成学校には、4年制国公立大、4年制私立大、3年制国公立短大、3年制国公立専門学校、3年制私立専門学校などがある。
入試難易度は、おおよそ右の順に高 → 低。高い学校は中堅国立大の理系学部なみ(偏差値60といった感じ)。数学や物理などの理系科目重視の入試も多い。
予備校に通う受験生も増えてきている。社会人入試制度もあるが、倍率がぐっと高くなっている。
養成学校の授業カリキュラムはかなり密だ。出席に厳しく、小テストも頻繁。
3年制や夜間の場合は余計に大変だ。授業自体は単調で退屈なものがほとんどとの声。
理学療法士(PT)の仕事
「理学療法士」の知名度はまだ低いが、
「足の悪い人の歩行訓練を指導している、医者じゃないけど白衣を着た〜」
と聞けばピンとくるひとも多いだろう。
英語では「フィジカル・セラピスト」、医療業界では略して「PT」と呼ばれている。すでに全国で2万人以上が活躍中の国家資格だ。
PTの仕事は、身体になんらかの障害をもつ患者の動作能力を回復させる医療行為である。
身体的障害は多種多様だ。骨折など整形外科的なものと脳卒中などによる脳神経外科的なものが特に多いが、それら以外にも発達障害関係、老人関係など対象域は広い。
PTはそうした患者らの歩く、座る、食べるといった、ごく基本的な身体機能回復を目指す。
その方法として、腕の曲げ伸ばしなどの運動療法、温熱や電気刺激などの物理療法、服の着替えや入浴などを模擬訓練する日常生活活動といった手法を用いている。
言葉で説明してもなかなかイメージしにくいが、ようするに彼らはリハビリテーションの専門家なのだ。
上記のような三つの手法もまだ発展途上にあり、活躍できる領域も開拓途上にある。
3年制ないし4年制の養成学校を出さえすれば、就職先もそれなりに豊富だ。
成果がわりとはっきり現れる医療だから、患者からも感謝され、やりがいは十分。
ただし、PTにはいわゆる独立開業権がない。あくまで「医師の指導のもとに」仕事を遂行する。
いわばPTの患者の担当医が、絶対的権限を握る上司になるわけだ。
ところが、この上司は本来ならリハビリ医学に通じたリハ医であるべきところ、そのリハ医自体がとっても少ない。
一部の大病院を除いて、彼らの指導者のほとんどは他科専門の医師なのである。
「PTの仕事の理解が低い医者が多くて……」
というセリフは、彼らの愚痴のステレオパターンになっている。
女性PTもバリバリ働いている
やりがいは大きいが、労働環境がもう一歩未成熟。
この点での最近の傾向に、入院患者の早期退院重視という問題もある。
効率的な病院経営の観点から、リハビリ期が塵肺傾同にあるのだ。
PTにとっては、「本当はもう少し丁寧に診たかったのに、仕方なく途中で終わってしまって」という不満原因になっている。
逆に、ワンパターンな作業の連続だけで良しとする、サラリーマン的PTも少なくないという。
よく「PTは力仕事だから、女には無理」というひとがいるが、これは間違いだ。
運動療法などで患者の身体を支える必要があり、腰痛に悩むPTも多いが、現に全体の半数近くは女性である。
20代前半では男よりも女のほうの比率が上。
それこそ身体の使い方のプロになるのだから、この間題は努力次第でどうにでもなるだろう。
医師との関係の問題も、結局はPT自身がより好ましい労働環境作りに励むべLという話だ。
現状に甘んじない姿勢さえあれば、なかなか魅力的な資格職なのである。
病院内のリハビリ科の覇権はPTにある場合が多いのだから、なおさらである。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:医療系資格
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/2838



