医師の資格と仕事内容
第96回医師国家試験復元問題解説
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医療界の最高峰の資格
試験概要
受験資格
医学部卒業者など
試験日
3月中旬
試験科目
内科、外科など12科目
試験傾向
広範囲暗記型
合格率
80%台
医師になるには
医学部以外の大学生や社会人が、仕切りなおして医師になろうと志す。そんなケースが増えている。
「なんて無謀な、大胆な」と思われよう。
が、入学者の2〜3割が非ストレート組という医学部もある。
学士編入制度の導入校の増加や、長引く不況で一流企業神話が崩壊したためかもしれない。が、それらとは関係なく、「金儲け以外のやりがいがほしい」という層が増えている気もする。
ここではそんな「回り道組」にとっての医師資格の取得に話を絞りたい。
あらためて覚悟しておくべきポイントを確認しておこう。
医師になるには国家試験の合格が必要である。
国試自体はさほど難しくないが、その受験資格を得るには医学部卒が絶対条件だ。
外国の医学部の卒業者に受験資格を許可する場合もあるが、この方法で医師になったケースはほとんど実在しない(厚生省による許可の基準も非公表)。
よって、この資格取得にはどうしても医学部試験、および医学部編入試験が不可避となる。
「回り道組」にとって、やはりこの大学受験はしんどい。
私大医学部になら中偏差値クラスもあるものの、学費がとんでもなく高いため、ターゲットは国公立になる。
ご存知の通り、その入試偏差値がやたらに高い。
編入試験も数十倍といった競争率である。
ティーンエイジャーたちと肩を並べて、予備校に通いきれるか。
あの「意味のない」丸暗記作業をもう一度やり直すことができるか。
ほとんどの「回り道組」たちは仕事やバイトをしながらとなるはず。
その勝算を冷静に検討してから始めたほうがよい。
また、どうにか医学部にもぐりこめたとしても、そのあとが楽ではない。
再入試で入学した場合、卒業まで最短で6年かかる。
卒後にふつうは2年間の研修期間がある。
受験に2年間要したとして、トータル10年。この間はほとんど無給状態になってしまう。
医師の国家試験の難易度は?
国試の難易度は「ひとの命を預かるならそれくらい受かってくれよ」という程度。
それでも何度も落ちる医学部生がいるため、受験回数制限を設ける案が浮上している。当然だ。
大学入試難易度は予備校資料を参照されたい。あらゆる面で有利な旧帝大や千葉大などの国立と、私大の慶応の偏差値はみんな70以上。
地方のマイナー国立医学部には比較的易しいところもあるが、地元以外の就職面ではかなり不利。
「回り道組」の場合、独学で一度失敗し、予備校に通って二度目で受かるというのが、合格者のパターン。
高校生らと机を並べる精神的苦痛から、受験会場や予備校で知り合った同志たちとグループ学習するひとも多い。
働きながら5年以上粘るひともいるが、長びくとその大半が挫折していく。
入試に面接があるところでは、年によって「回り道組」にマイナスのハンディをつけている(らしい)場合もあるので注意。
最新裏情報の入手にはネットが使えるが、正式な情報は大学に直接問い合わせよう。
学士編入の老舗は、75年から取り入れている阪大。
他の国公立も90年代末から続々制度化している。が、実際の枠がゼロという大学も多いので注意。
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