土地家屋調査士の資格と仕事内容
土地家屋調査士最短合格講座(教材学習タイプ)
レビューを見る
肉体労働をいとわぬ法律家たちという二重人格的な不動産系資格
試験概要
受験資格
制限なし
試験日
筆記 → 8月中旬
口述 → 11月(筆記試験合格者のみ)
試験科目(筆記1次試験)
不動産の表示に関する事項で土地家屋調査士の業務を行うにつき通常必要と認められるもの
試験傾向
広範囲の基礎的知識、実践力確認型
合格率
5〜6%
土地家屋調査士の試験の難易度は?
筆記試験は一次と二次に分かれるが、測量士、測量士補、建築士(1級、2級)の有資格者は二次(平面測量、作図)が免除される。
測量士補試験は比較的簡単なので、ほとんどはこれを取得してから調査士を目指している。
測量士補は大学の土木・建築系学科等や測旦寺門学校を卒業していれば無試験でも取得できる。
見た目の合格率は低いが、神経質になる必要はない。
たしかに片手間の勉強で合格はできないが、いわゆる難関試験というほどでもない。
資格の知名度が低いため、不動産・土木建築業界に入ってから調査士の存在を知り、十分な準備をしないままとりあえず受けてみる層が多いゆえの合格率と見るべき。
有資格者だけでなく、受験生にも高齢者が多い。
20代から30歳前後は若い少数派だ。
受験に向けた知力や体力、時間の取りやすさの面で、若さはアドバンテージになる。
ただ、測量に関しては、ある程度実務経験を積みながら資格の勉強をすることはけっして回り道ではない、との声が多かった。
土地家屋調査士の仕事
土地家屋調査士は知名度が高い資格ではない。
開業者の大半が家族経営的な規模で、建築・不動産業界の中でも裏方的な存在だからだろう。
仕事内容については、「表示登記士」とでも称してくれたほうが理解しやすい。
現在の不動産登記制度のうち、位置や物理的状況、数量などを特定する部分を「表示に関する登記」というが、これに関わる不動産の調査・測量、申請手続きなどを申請人に代わって行うのが調査士の役割である(独占業務)。
具体的には、たとえば建物の新築や増築時、相続のための土地の分割時、あいまいな土地の境界線の確定時などには、すべて不動産表示登記が必要。
その際の一連の手続きを代行し、報酬を得るのが調査士の基本的な業務になる。
日常業務に即して見た場合、調査士業務の最大の特徴は、前記したように不動産の調査・測量と、法律的な判断・手続きをともに行うことにある。
すなわち格の存在するそもそもの意味からすれば「法律家」だが、実際の仕事の半分は作業服を着て屋外で働く「肉体労働者」としてあるのだ。
技術革新が進みつつある測量の世界にも、穴掘り、セメント運び、杭打ちなど、土木作業そのものの部分が残っている。
そのせいもあって、調査士としての女性開業者は極端に少ない。
デスクワークと野外労働という両極の仕事をこなしていくプロフェッショナルたちなのだ。
数あるサムライ業のなかでも非常にユニークな資格だと言えよう。
地方部などに多い司法書士や建築士などとのW資格調査士ならば、登記申請しかやらないスタイルもとれる。
だが、調査士資格一本で食べていくことを考えれば、デスクワークのみならず、汗水流して屋外労働をすることへの興味、関心がとても大事なポイントになってくる。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:不動産・建築系資格
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/2821




