建築士の収入は?
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建築士の収入面は会社の規模によりバラバラだが、大手ゼネコンでさえリストラの嵐が吹き荒れているので、多大な期待はしないほうがいいだろう。
残業代カット、ボーナスカットなどという話はごく普通だ。
大手の30歳前後でも年収500万円程度、中小の設計事務所なら300〜400万円前後がボリュームゾーンか。
高給なのは鹿島や竹中などの例外的スーパーゼネコン社員だけである。
日常的な実感レベルでも、
「設計の仕事は見えない労力が多く、労働に見あった報酬が得られていない」
という不満をよく聞く。
独立して事務所を構えた場合の収入面は、さらに厳しい。
ピンからキリまでの世界なので平均値を出すことは難しいが、純粋に設計だけを行う事業形態であれば、年商500〜600万でも健闘している部類だといえそうだ。
厳しいことばかりを述べてしまったが、建築業の「いい時代」を知らない若手建築士の大半が、それでも仕事に愛着を感じていることは付記しておきたい。
建築士にはいい意味でまっすぐな職人肌が多い。
コマーシャルのコピーではないが「地図に残る仕事」であり、「施主の喜ぶ顔に充実感を覚える」という銭金は二の次のやりがいがあるのだ。
リフォーム、マンション管理方面への進出
建設不況は構造的なものゆえ、新築物件がどんどん建つ状況は当分やってこない。
業界はこぞってメシの種を探しているが、ここのところ注目を集めているのが住宅のリフォームやマンション管理の細々とした、しかし市場は大きい分野だ。
これに伴い、建築士資格と合わせて福祉住環境コーディネーターやマンション管理士、管理業務主任者を取得することが一種のブームになっている。
こうしたジャンルはビジネスモデルとして成熟していないだけに可能性も大きいか、一方でさまざまな業者が入り乱れて混乱状態になっている側面もある。
資格の実質的な意味もこれから定まっていく過程かと思われる。
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