「つまみ食い読書術」で時間節約、能率アップ
効率的勉強というからには、読書法にも工夫を懲らしたいものです。
少なくとも読んでいる本のはじめから最後までを時記しようとするようなやり方は、時間もかかりすぎるしポイントがおさえられないので意味がありません。
私の場合は、自分が知識にしたいと感じた部分に大きめの付箋を貼るようにしています。
その付箋に「なぜそれを貼ったか」の理由を記しておけば、資料として引用したいときにすぐに検索もできます。
さらに、本のなかで強く賛成できるところ、検討に不満が残るところ、理解が困難なところなどにも、はっきりとその旨を書いた付箋を貼るようにしています。
こうすることで、その本は単なる情報源ではなくなり、自分の考えを整理した「使える」資料に生まれ変わります。
また、アメリカ留学時代にマスターした効率的な方法として、「つまみぐい読書術」というものがあります。
それは留学先の精神医学校の勉強で、講義に必要な莫大な量の英語の本の読書を課されたのがそもそものきっかけでした。
まるごと一冊読んでいたのでは次の講義までにとても間に合いません。
それまでの私は、本というのはたとえ飛ばし読みでも最初から最後まで通して読まなければ意味がないと信じて疑いませんでした。
しかしこのとき、時間不足から私は自分の考えを変えました。
講師がとくに指定した部分にしぼって読むことにしたのです。
これを機に、本とは部分的に読んでも著者のいいたいことはわかるし、十分な知識も得られるものであるということに気づいたのは、本当に大きな収穫でした。
以来、日本語の本でも、時間節約のために、まず目次を見ては興味深い部分、役に立ちそうに思える部分を選び、そこだけを集中的に読むようにしています。
その結果、情報の収集量、使える参考文献の数とも飛躍的に増えましたから、つまみぐい読書術さまさまといったところです。
ただし、まだ理解が十分でない分野の本を読む場合は、ときに内容を曲解する危険もあるのでこの方法はおすすめできません。
しかし、すでにある程度理解を深めている分野でつまみ食い的に本を読むならば、知識の幅を広げるスピードが速まり、短時間で多くの推論パターンに接するメリットを得られます。
なお、人によっては、速読法を身につけて一冊の本全体に目を通すことをすすめるかもしれませんが、この方法ではどれだけ内容を理解できるかは疑問なので、賛成しかねます。
それよりも、たとえ一部分でも大事なところを熟読するほうが、知識として頭に残るものは多いのです。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:ビジネス思考力を鍛える勉強法
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/6540



