行き詰まったときには「成功の法則」から学べ
やる気もあるし、勉強もしているのに結果がついてこない、というときがあります。
そういうときは、成功者のテクニックに学ぶことがひとつの有効な解決法となります。
私自身、東大に現役で合格できたり、いまこうして本を書く仕事ができるようになったのも、振り返ればまわりの「できる人」に学んだり、できる人のノウハウを盗んだりしたことに負う部分が大きかったように思います。
私の場合、高校が受験の名門校だったので、同級生から学ぶ技術の質もたしかに高かったように思います。
そのなかで、「できる人」をよく観察し、そのテクニックを盗み、それを自分が試してみることで効果を確認するといぅプロセスを、比較的スムーズに行うことができました。
しかし、まわりにそのような成功者がいない場合もあります。
そこで三つのアドバイスをしておきましょう。
ひとつめは、「できる人」に近づくとき、お金や時間を惜しまないことです。
自分が「この人はすごい」と思える人は、たとえ身のまわりにいなくても、著名人のなかに見つけることはできます。
その人の著書を読んだり講演を聴くことも、テクニックを盗む絶好のチャンスになります。
私も経験していることですが、本を出すときは、売れるものにしたい、自分をよく見せたいという気持ちが働いて、自分のもっているノウハウを正直にさらけ出してしまうものです。
成功者の著書などは自分とは無縁のものだと決めてかからず、使えるエッセンスを見つけるつもりで読んでみるのです。
同じ理由で、評判のいいセミナーを聞きにいくのもいい方法といえます。
大学受験の際、有名な講師の講義を聴いてから苦手科目の成績が飛躍的に伸びたという類の話は実際にもあるので、評判のいいセミナーから学べるものは多いはずです。
時間を憎しまず出かけてみるべきです。
ふたつめのアドバイスは、「できる人」のいうことを信じることです。
その人からいいヒントを見つけても、「この人と自分は頭の構造がちがうから」と真似をすることさえあきらめてしまっていては、いかなる能力も身につけることはできません。
真似したところで失うものは、ほとんどの場合、本の代金かセミナーの受講料程度のはずです。
失うものよりも新しい試みから得られるメリットのほうが大きいでしょうし、「成功したらめっけもの」ぐらいの軽い気持ちで受け入れてみましょう。
そして三つめのアドバイスは、そうやって見つけたノウハウを、実際に自分で試してみることです。
私の勉強法の本を何冊も買って読んでいながら、実践もせずに「成績が伸びない」と嘆いている人もいるようですが、これでは笑い話にもなりません。
また、いくらいい方法に思えても、相性によって効果が上がらないことも考えられます。
能力の優劣とは関係ないところでノウハウとの相性があるのはたしかで、これは試してみなければわからないものなのです。
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