心をつかむ企画書が書ける!文章力強化トレーニング
文章力を向上させることもまた、ビジネスの幅を広げる強力な武器になります。
小説を書きたいというのならともかく、報告書、レポート、企画書などでまわりに評価される文章術を身につける程度なら、努力次第でだれにでも容易にできるでしょう。
文章を上達させる最短の道は、これまた型にはまった文章をたくさん書くことです。
スタイルにはとくにこだわる必要もありませんが、わかりやすく、論旨のはっきりした文章は読み手から高い評価を得ることができます。
「型」の中身は、(1)問題提起、(2)それに対する自分の意見、(3)結論、というのが基本です。
まず、(1)の問題提起ですが、「What(〜とはなんだろう?)」というスタイルならば、(2)で当然その答えが続きます。
また、テーマそのものがYES、NOを問うようなものであれば、問題提起の段階でまず自分の立場をはっきりさせるところから始めるといいでしょう。
さらに、自分が明快に述べた意見の補強説明を行います。
知識や参考文献からの引用などは、すべてここで使うべきです。
これに続く形で、それまで述べたことをまとめます。
明快かつ簡潔な結論を述べる形で最後をしめれば、これで立派な文章の完成です。
なお、文章を書くときは、あらかじめテーマを表すタイトルをつけ、それを意識しながら以上のプロセスで書き進めると、論旨も明確になって書きやすいでしょう。
型にはまった文章を書く練習は、自分の言いたいことを前面に出さなければできないので、論旨の整理の場としても使えます。
また、補強説明を書く際には、必要なことを調べたり、文献を集めたりする必要も生じます。
多くの文章を書くことで情報収集の習慣も自然に身につくというわけです。
そして文章を書くことの最大の利点は、なによりも、書いているうちに自分の考えを深めていくことができることです。
つまり、文章を書くこと自体がビジネス思考力を磨く絶好のトレーニングになるので、前向きに励んでいただきたいと思います。
型にはまった文章を書く練習を続けていくと、書くことそのものを楽にするというメリットもあります。
きれいな文章をめざすあまり書くことを尻込みし、いつまでたっても文章力が上達しないというのがいわゆる世の中のお決まりパターンです。
これをクリアするにはひたすら書き続けるしかないわけですが、その点でもこの練習は最適だというわけです。
なお、テーマにもよりますが、練習で書く文章量の目安は800字前後にしてください。
この程度の短い文章で箇潔にまとめられるよう意識せずに書くと、えてしてのんべんだらりとした印象を与える文章となってしまうものですから、要注意です。
また、ありきたりのアドバイスになりますが、文章のなかでは、いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どのようにという5WIHを書き込むことは最低限、心がけてください。
この点を意識するだけでも、書き上がった文章は自然と読みやすい印象になるものです。
そして、文章を書くときは、なるべくならパソコンやワープロなどを使うといいでしょう。
手書きとちがって、段落ごと移動させたり、スタイルを自由に寧えたり、途中でいくらでも書き換えがきくので、文章を書くのが苦痛でなくなるからです。
書き上げた文章を人に見せるとき、活字になっているだけで整った印象を与えるというメリットもあります。
ビジネスで求められる文章のよしあしは、ほとんど慣れが規定するといっても過言ではありません。
以上の点を頭のなかに入れ、型にはまった文章を書く練習に励んでください。
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