専門保健福祉士(PSW)の資格と仕事内容
社会福祉士よりかは展望がある
専門ソーシャルワーカーの資格
試験概要
受験資格
最終学歴と実務経験年数よりルートが異なる。
基本的に福祉系の4年始大学卒業者(卒業見込みも含む)を受験者のイメージとしており、それが一番確実なルート。
福祉系以外の4大・短大卒者ならば、養成施設に半年〜2年通い。
受験資格を得るという手もある。(夜間や通信制もある9.
最終学歴によって実務経験が異なるので、試験要項などで評細をよく調べること。
試験日
1月下旬
試験科目
精神医学、精神保健福祉論など13科目
試験傾向
専門知識の基本の確認(マークシート式)
試験日
総得点の60%の得点率で合格(難易度によって多少補正される)。ただし、一科目でも0点あると不合格
専門保健福祉士(PSW)の資格試験の難易度は?
倍率は高くなってきているが、試験はまだ簡単だ。
試験科目の重複が多いため、社会福祉士の受験生が「ついでに」取得することも多い。
この資格についても、大学や養成施設の厳選が必要。実習先の紹介能力がない学校に入ってはいけない。
精神保健福祉士(PSW)の仕事
97年に国家資格としてデビューした精神保健福祉士だが、それまでも同じ業務の従薯たちはいたわけで、彼らは「精神科ソーシャルワーカー(PSW)」と呼ばれていた。
精神医療の世界では、今でもこちらの名のほうが日常的に使われている。
事実上の業務独占資格である。
PSWの仕事は、統合失調症(精神分裂病)や鬱病など精神障害者の社会復帰を援助すること。
医師や看護師が直接医療を担当するのに対し、PSWは社会的な諸問題の解決を引き受ける。
医学的な目で「患者を治す」のではなく、社会福祉的な目で「障害者とその家族を享みる」のである。
彼らの活躍の表舞台は病院の精神科だ。
これまで心の病に無縁できた読者にはピンとこないかもしれないが、それはけっして特殊なマイナー医療分野ではない。
特に入院施設としては規模が大きく、日本の全病床数の約二割は精神科のものなのである。
長期入院が多いため、ベッド数も多くなるのだ。
PSWの大半は精神病院や総合病院の挿押料病棟で働いている。
そこでは入院前の障害者と家族の面接に始まり、入院期間の生活相談役や保険など国債機関への連絡調整役、そして退院時の社会復帰に向けた援助を行なっている。
ふつうの病気入院にまつわる問題なら、看護師や事務員がこなせる程度で済むことも多いが、精神障害の場合はそうもいかない。
やりとりに専門的スキルが不可欠なだけでなく、今でも根強い差別問題がある。
障害者たちが上手に生きていけるよう手助けするプロが必要なのである。
需要はあるが、求人がなかなか増えない…
とはいえ、病院勤めのPSWができることは限られている。
入院前や退院後の現実社会での援助は、保健所や地域の社会福祉施設が担当している。
生活訓練施設や授産施設などでは、PSWの必置が義務づけられてもいる。
そうした職場で働くPSWの仕事内容はさまざまだ。
「家族の様子がおかしいのだが、どうしたらよいのか」
といった入口の相談役から、退院したのはいいが一般の仕事に就くのは難しい障害者の職探しまで。
断酒界活動や地域の啓蒙活動に力を入れているPSWもいる。
だが、こうした病院勤め以外のPSWは少ない。施設自体がさほどの数ではないからでもあるが、どこも経営状態が厳しいため、必要な人数ぶんを雇用できないのだ。
うまく就職できても、給与水準は低いと思ってもらいたい。
民間の場合は、年収200〜300万円台がほとんどである。
病院勤めの場合も、求人は少ない。働いている人数は多いが、国家資格化以前よりPSWとして勤務してきた人材がたくさんいるので、就職活動は欠員補充探しが基本となっている。
給与水準も、病院関係者の中では最下層といえる事務員の次のレベル。
年収300万円台がボリュームゾーンで、勤務期間が長いベテランでも500万円以上は恵まれた一部だろう。
人材需要は、現役PSW総数の何倍かあると言われている。
だが、需要が実際の求人に結びつくには、この資格の社会認知と、雇用する側の医者の理解の深まりが欠かせない。
都会に住むことは諦めよう
総合病院はともかく、精神病院はたいてい郊外や田舎に立地している。
設立時におこりがちな地域住民の反対運動のためだ。
PSWになりたいなら、「車がないと生きていけない地域に住む」と思ったほうがいい。
また、広域に探さないと職はないから、遠距離引越しも覚悟のこと。
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